当店のお客様で、気づいていらっしゃる方が居たら、かなりの常連様ですね…
ハンガーのタグについてるカラフルな色鉛筆のラインのヒミツについてです。
お客様にお返しする仕上がった立体商品には、必ず、ハンガーのタグのところに、色んな色の色鉛筆で線が入っています。
これは、仕上がって来た商品を包装する前に、仕上がりミスや、商品が預かった最初の状態から劣化したり、破れたり、ボタンが無くなったり欠けたりしていないか、もしくはシワやシミがないか?毛やゴミが付いてないか?などをチェックして、
クリアしたものに対して線が引いてあります。
色の違いは担当者の色です。
誰が最終チェックをしたのかを責任を持つために全員が色を決めて、万が一店側で仕上げ直しになった時、もしくはお客様から指摘があった際も、最後に検品をした人が一目でわかります。
色は、それだけでメッセージですね。
このシステムを導入してから、お客様からの仕上げがきたないというクレームが、激減しました。
責任感ってスゴイ!!
もちろん、残念ながら担当者と、お客様の基準と感性の違いで、クレームが完全0では無いのですが…
余談ですが、もうひとつ、工場内では、色の力を使っているシステムがあります。
店舗が全部で5店舗あるのですが、
全てのお店のレシートの色を変えています。
カラーのレシートロールはコストがかかるので、はじめは全店白で、タグだけ色を変えていたら、
出荷を間違える
わかりにくい
店を用途で使い分けてくださってるお客様も違う店舗の控えを持ってくる
スタッフもそれに気づかず、商品が無い無いの大騒ぎ
ほとんど良いことがなかったのですが、
レシートを、ピンクや黄緑、紫などに分けた瞬間、
全て解決しました!これは本当に凄かったです。
余談が長くなりましたが、
色鉛筆のお話でした!