ここのエリアでの作業を、クリーニング用語で、アッセンブリーと言います。

各店舗に行く前に
お客様が持っている伝票と同じ番号を割り振った伝票と、ハンガーについてる番号を組み合わせていく作業をします。ニコニコ


この神経衰弱ゲームのようなアジャストを間違えると、お客様に他の人のものを返してしまったり、点数を少なく返してしまったり、というミスが発生しかねない、大切なポジションです。
工場内で作業しているとお客様の顔が見えませんが、伝票のお名前を見ていると、常連様や、いつも出す服、いつも通りの要望など、色々な人間模様が見え、楽しい気分になるので、アッセンブリーは大好きです。照れ

そしてここで、伝票と商品を組み合わせる前に、必ずやる大切な仕事が、今回の題材の、
検品という作業です!ウインク

スタッフが、ワイシャツの仕上げがきちんと
『お客様が恥ずかしくなく着られる状態に仕上がっているか』
1枚1枚全て目を通してチェックします。びっくり

ちなみに、ワイシャツ以外の商品も、全てやります。ウインク
チェックをクリアした商品だけ、伝票と組み合わせて、お店に出荷されます。

そしてさらに!!お店でも、工場でスタッフがチェックしたものに漏れがなかったか、仕上がりをチェックします!!
とっても沢山の人達を介して、仕上げられています。

この検品作業は、お客様がクリーニングを出してから、返す前までにうちのお店では何回やっているでしょう??


答えは6回です

1つの商品になんと5人〜6人が見るんです!


1回目は受付でお客様の前で

2回目は受付でタグつけて工場に出荷する直前

この2回は、洋服のダメージや、ボタンがついてるか、変色がないかなどと一緒に、
汚れの有無を確認します。汚れがあれば、タグをつけるところに、黄色のタグで汚れた箇所と、どんなシミがあるかを記入します。

3回目は工場洗い場の方が洗う前に

4回目は洗いあがった商品を仕上げる前に、シミが残っていないかをチェックします。ここでシミが落ちていない場合、シミ抜きをします。
そして仕上げながら、新たに破れていないか、工場でボタンが取れたり欠けたりしていないか、を見ます
5回目が伝票と商品を組み合わせる
アッセンブリー)前に仕上がりが綺麗かどうかをチェック
6回目が、お店の受付の子が、お客様に返せる状態か最終チェック

です。
なので、とても大変ではありますが、強みとして、最初から破れてた、ダメージがあった、
汚れがあった、ボタンがあった、なかった、
仕上げが雑じゃないか?工場で起こってしまった事故なのか、など、

ほとんどの確率でどこかで誰かが気づける、又は覚えています。

残念ながら毎回完璧に気付けるわけではありません。
しかし、不思議と触った商品は、かなりの確率で覚えているのです。
しかも、去年からあったダメージで、毎年わかっているなんてこともあります。ウシシ

このように、たくさんのスタッフの目を介して目
皆さんの商品は出来上がっていくのです。