おはようございます!
久しぶりの更新になります。
今日私は昼間の仕事がお休みの日曜日です。
いろいろな作業が混雑している中のブログ更新です、撮影していた写真がだいぶ溜まってきてしまって、困ったな!?
以前に入手した3ヘッドのカセットデッキYAMAHA KX-640の修理風景を少しですが書いてみたいと思います。
ヤフオクなどで購入しているんですが、3ヘッドのカセットデッキは現在どのメーカーのものもジャンク品(故障品)でも予想外の高値がついていて私はなっかなか落札できません。
直るのか直せるのか状態もわからないんですが、自分への挑戦ということで入手した品です。
上の写真が今回入手したYAMAHA KX-640になります。
外観の状態はつまみ類の欠品はなくパネルはまぁまぁの品でした。
傷は結構あります((+_+))
商品説明文には症状は電源入りました、不動との記載でした。
内部のヘッド周りの写真です。
結構いい感じに汚れています。
クリーニングすればきれいになるはずです!
次、内部の写真を数枚見てみましょう!
上の写真は本体のカバーを外したところの写真です。
白ベースの基盤でした。
電源だけ入るのは確認しましたので一応目視にて電解コンデンサの異常を確認していきます。
・・・・ぱっと見た感じではコンデンサの破裂は無いようでした、ホッ!
私がカバーを開けて一番仰天!した部分上の写真ですぐに気が付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、
本体のシャーシーがごま塩のようになっていました。
この状態はもう少し数年するとサビだらけになる状態に思えました。
このごま塩の状態は白じゃなくサビ色(茶色)だと相当深刻な状態です。
どう深刻なのかというとカセットデッキメカはまだ細かく確認を行っていませんが、
サビの進行度合いによっては単純にメカが正常に動かなくなるばかりでなくグリスなどの固着ではなくサビによる固着が予想さるからです。
サビがひどい場合には最悪の場合、機械を正常に再生(リカバリー)できずに粗大ごみになってしまう可能性を秘めています。
いくつかの写真を撮影してみました。
電源周りの写真です。
なんかよさげなコンデンサが付いていました。
電源部分のねじを外している写真です。
まぁいくつもカセットデッキを修理してきましたが、ごま塩はイカン!です。
果たしてこの3ヘッドのカセットデッキが直るのかどうかもわかりませんが、
一つ一つ丁寧にやっていくしかありませぬ!
・・・ということで自信初の最初から全バラシです、(´Д⊂グスン
上の写真は内部部品でちなみにココは外です。
何故?
上の写真はYAMAHA KX-640シャーシー部分になります。
白い斑点は黒い塗装が剥がれ落ちてこのような状態になっています。
経年を過ぎたものはこのように徐々にここからサビがでてくるんでしょうね!
上の写真はカセットデッキメカ部分の下から撮影してみました。
ここで初めてこの機体のもう一つの故障原因が掴めましたよ!
フライホイール2個仕様みたいです。
メインのベルト辛うじてブラブラしていました。
YAMAHA KX-640 メカ部分の写真です。
・・・・ということで塗装面が触ってみると少しざらついていましたので#320程度のペーパーで
撫でるようにヤスリかけを行いました。
その後上の写真のように一部マスキングテープで覆いながら塗装をしました。
一応これで本体シャーシー部分の継続的なサビの進行をストップさせました。
上の写真は塗り終えたシャーシーに先ほど解体した部品を再度乗せ
組み上げた写真になります。
組み上げる際に同時に基盤も小さい刷毛で丁寧にクリーニング、メカ部分、パネル裏側など
できる範囲で行いました。
まだ直っていないけど内部は新品のようになりました。
ここでスイッチだけ生きてるのかテスターであたることにします。
上の写真が前面パネルの裏側についているスイッチ基盤です。
テスターで生死を確認してみたところ11個中生存はたった1個という結果です。
何となく違和感を感じたこの機体、どうもいつもと修理する手順も狂わせています。
いくらジャン品とは言え、機体内部を見るなり最初から塗装から始めた機体はこれが始めてです。
願うはカセットデッキメカ及び肝心なヘッドの致命的な不具合が出なきゃいいなぁと思いながら今回の修理風景は一旦終わりにします。
ある程度修理して動きそうなら状態があまり良くないので秋葉原から電子部品を買い揃え修理も検討しようかなと思います。
次回、このYAMAHA KX-640を更新する際は②から書き始めたいと思っています。
それでは!