「プロゴルファーに学ぶ勝負の厳しさ」 | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

「プロゴルファーに学ぶ勝負の厳しさ」

ゴルフ雑誌「ALBA」主催のプロアマ選手権に参加した。
プロと回ると、スーパーショットや攻め方、考え方を間近で見ることができ、アドバイスをいただき、非常に為になる楽しいラウンドであった。



一緒にラウンドした堀川未来夢プロはまだ大卒1年目。昨年、ブリヂストンオープンで準優勝し、今年は初優勝が期待される新人。昨年、プロデビューし、幸運にも年1回行われるツアー参加権利を得るためのテストで見事35人に選ばれた。そのテストは約2600人もの参加者だそうで、倍率で言えば約70倍超の狭き門。



一度ツアー選手になれば賞金を稼げるチャンスは格段に増えるが、大多数の選手はツアー参加資格を得る事すらできずに選手生命を終わる厳しい世界。「試合に参加するだけで国内30万、海外は60万かかる。ツアーが始まったら月に28日ラウンドみたいなペースで、1年終わったらトントンみたいな年もあるだろう。そう考えると会社勤務の方が安定していて良いのではとふと頭をよぎる」。そんな苦労話を聞く中で、印象的だった話がある。

昨年は男女共に韓国選手が賞金ランキング1位に輝いたが、韓国人選手との違いを聞くと「そもそもの練習量が違います。日本人は毎日500球を打ち込みますが、韓国人は1200球と聞きました。
量打てば良いとも思いませんが、打つことでゴルフで使う筋肉は確実に鍛えられますし、何よりここまでやった!という自信を彼らは持つのが強みです」
と。


我々オフィスワーカーも労働時間については様々な議論があるが、勝負の世界ではライバルより練習する方が成果が出るのは当たり前の話。仕事に置き換えると色々と考えさせられる。

オプトイムズという創業以来のポリシーがあるが、労働時間や給与についての考え方も一度整理して、伝えたいと思う。

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