「国家は50年周期サイクルで盛衰を繰り返す(算命学)」 | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

「国家は50年周期サイクルで盛衰を繰り返す(算命学)」

前回、4つの景気循環サイクルを説明した。
物事、勝負事には「流れ」がある。
その流れを掴んだ者が勝つ。
従って「流れ」を知ることは極めて重要である。

算命学によれば、国家は「10年区切り×5時代=50年周期」を繰り返す。
歴史は繰り返し、国も組織である以上、盛者必衰のサイクルを辿るもの。
そう考えると、ただ闇雲に走るのと、将来を予測しながら走るのとでは雲泥の差ではないだろうか。

今の日本はどの位置におり、今後何が起こるのか。

国家のサイクル出発点は憲法制定年。日本は1947年。
そこから10年サイクルで「動乱期」「教育期」「経済確立期」「庶民台頭期」「権力期」と経て、再び「動乱期」に戻る。現在の日本は2周目に入り、今は「教育期」にいる。
再来年からは「経済確立期」「庶民台頭期」と、国としては経済が発展する好調期に突入する(前回、嶋中氏が論じたゴールデンサイクルとも一致)。

1周目の「動乱期」、「教育期」の20年は敗戦からの20年。
2周目の今回はバブル崩壊からの失われた20年。

教育期の5,6年目に新旧価値観が衝突する鬼門通過現象が起きると言われており、1周目は1960年~70年の安保闘争、2周目は2011年の東日本大震災と言われている。また、経済確立期には有能なリーダーが登場するが、1周目は何といっても田中角栄だろう。2周目は2017年以降に登場するが誰なのか注目だ。

※下記の図は日本と世界が50年周期のどこにいるかを示した図。



菅下清廣著「大富豪だけが知っている「金の坐」の法則」に加筆



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