「女性活躍社会は必須」 | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

「女性活躍社会は必須」

前回「人口減少社会でも経済成長出来る術」の中で、労働人口を増やさねばならない旨を述べた。
具体的には高齢者、女性、外国人、ロボットであるが、現在のオプトでは、社員平均年齢29歳や男女比55:45などを考慮し、まず女性活躍支援に注力しつつある。

特に女性社員は30歳前後でライフプランを考える機会が増え、悩みも増す。
下記にデータを掲出するが、結構ショッキングなデータである。
・専業主婦は年々減少し、すでに2割を切っている。
・逆に結婚してもバリバリ働く人は年々増加し35%を超えた。
・離婚率は3組に1組。
・女性の多くは年収600万円超の男性との結婚を望むが、実際にそんな男性は7%しか存在しない。

(総務省統計局 データより算出)




つまり、かつてのように「結婚して主婦になるのが女性の生き方」というライフプランは、統計上、現実にもすでに昔のものとなっているのだ。結婚する男性年収はそれほど高くなく、結婚したところで夫の収入だけでは食べていくことはできず、結婚しても3人に1人は離婚し、また働かねばならない。そんな時代になっているのだから、いっそのこと、女性も一生バリバリ働くor共働きするという生き方を前提にライフプランを考える方が妥当ではないだろうか?

一生働く事を前提にライフプランを設計し始めると、若い内に何に投資しておくべきか等、生き方も相当大きく変わる事になるだろう。
いずれ困るなら、早いうちに現実を認識し、手を打っていけるようにしたい。


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