時価総額で読むIT→ネット企業への主役交代 | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

時価総額で読むIT→ネット企業への主役交代

前回ブログで、「世界の時価総額ベスト50社」のうち、11社がIT企業と述べた。(2013年12月20日時点)

最新の2013年末時価総額ベスト50は、すでに顔ぶれが若干変わっており、以下12社がランクインされている。(2013年12月末時点)
アップル、グーグル、マイクロソフト、チャイナテレコム、IBM、ボーダフォン、AT&T、サムソン、アマゾン、Oracle、ベライゾン、フェイスブック

10年前の2003年の時価総額ベスト50と比較すると、IT&ネット企業の顔ぶれが大きく変化していることが分かる。

1位マイクロソフト 、8位インテル、11位IBM、12位シスコ、14位ボーダフォン、18位NTTドコモ、23位ベライゾン、28位デル、35位SBC、39位ノキア、46位NTT、47位HP、48位ドイツテレコム、49位Oracle

1980、90年代のIT革命の結果2000年代はIT企業が勃興したが、90年代後半から2000年代のインターネット革命で、新たにアップル、グーグル、 アマゾン、フェイスブックなどがランクインしており、技術革新と変化スピードの速さを感じる。

なるほど、世界一の投資家と名高いウォーレンバフェットが、技術変革スピードが速く、長く競争力を維持できない事を理由にIT、ネット企業へ投資しない理由も、逆に理解できる。

※おまけ※
ちなみにバブル時代1989年の世界時価総額ベスト30社を見ると、ビックリする。
なんと21社が日系企業である。




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