企業生存率は20年で5割  | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

企業生存率は20年で5割 

以前私のブログ「企業は倒産に向うもの」の中で、企業生存率が「設立5年で15%、同10年で6.3%、同20年で0.3%、同30年で0.025%とのことです。」と紹介したが、これは間違いである可能性が高いことが判明したので、改めて訂正したい。

ここで紹介させて頂いた出典元の帝国データバンク産業調査部昌木課長に直接お会いして話を伺ったところ、帝国データバンクが調査した数値では「企業生存率は設立5年で80%、10年で70%、20年で50%」というもの。
<http://next.rikunabi.com/01/closeup_1246/>

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色々な所で企業生存率の異常な低さが言われるが、都市伝説である可能性が高い。
皆恐れ過ぎずに起業に挑戦して欲しい。

前述の昌木氏によれば、10年以上生き残る会社とは、
条件1.成長業界のニッチ分野に注目し、先駆者として市場参入している(オンリーワン)
条件2.自社のコアコンピタンスを認識し、そこに資源を集中投下している(フォーカス)
条件3.経営者が明確なビジョンを打ち出している(ビジョン)
のどれかに当てはまるそうだ。

10年以上生き残ることは、結果でしかない。
しかし、上記条件にもあるが、オンリーワン、フォーカス、ビジョンというキーワードが成長には欠かせないことは確かであると思う。