オプトの歴史と逸話44 ~ヤフー! 奇跡の10期達成~ | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

オプトの歴史と逸話44 ~ヤフー! 奇跡の10期達成~

2000年代前半のオプトの強みは?と聞かれたら、アドプラン、業種別組織、そしてヤフーと明確に言えた。
それ程他店にはない強力な武器であった。

ヤフーの広告を販売し始めたのは2001年1月。ヤフーは四半期毎に代理店に目標設定し、達成表彰を行なっていた。
オプトは毎期順調に達成を続け、2003年第2四半期も残り3週間ほどになったが、今期はどうやら未達が濃厚だった。
当時のメディアの責任者は、吉川。(現consumer first社長)

彼から
「社長、今のペースでは残念ながら代理店で初の10期連続達成は行けそうにありません。
まだどの代理店も10期連続達成は成し遂げた事が無いので、初の達成をしたかったのですが・・」
と。
「いくら足りないんだ?」
「3000万円です」
当時の実力で、残り3週間で(受注だけでなく月内入稿まで)新規の売上をY!だけで3000万円も立てるのは無理。

当時ヤフーの広告を販売する代理店は全国に約300社。その中で初の10期連続達成となれば、ヤフーの井上社長が直々に表彰してくれると言う。

「これはやるしかない!」と決めた。

今まで現場が必死に数字を作ってくれた。最後は幹部で数字を作って達成の美酒を皆で飲もう!となった。
しかし、残された期間はわずか1週間。そこから怒涛の営業活動が始まった。

既存のお客様、知人、先輩、株主など、頼める限り頼みまくった。
HIS澤田社長や光通信重田社長などが発注をくれた。
残りはあと500万。

そしてついにその瞬間はやってきた。
ヤフーへの申込期限最終日口頭で受注をした。その夜22時、皆FAX受信機の前で待つ中、ついに500万円の発注申込書がFAXで流れてきた。
ジジジ・・とゆっくりと。
「やったー!10期連続達成だ!」社内は歓喜に包まれた。
やればできる。奇跡が起きた瞬間だ。

この感動は忘れない。あの時の社内の一体感を忘れない。皆で達成を分かち合う喜びは忘れられない。
もっと多くの仲間と達成の喜びを分かち合いたい。心から爽快な気分を味わえた体験となった。

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