インターネット革命④  コンテンツ革命 | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

インターネット革命④  コンテンツ革命

コンテンツ産業は4つの大きな産業で構成される。

①音楽(1.4兆)、②ゲーム(1兆)、③映像(4.3兆)、④書籍(5.3兆)である。 ※2009年度

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どんな時代でも①⇒④の順番で常に流通革命が起きる、そうだ。
その革命が今まさに起きている真っ最中である。

①音楽
2000年「ipod」の誕生により革命が起きた。
CDを買う人は激減し、1曲づつダウンロードするのがスタイルとして定着。

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②ゲーム
従来のコンソールゲームに対し、スマホゲームが大きく成長。

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③映像
米国ではすでに革命が起きている。
ネットフリックスという動画配信企業が急成長し、2010年9月米国NO1ビデオレンタルチェーンのブロックバスターが倒産に追い込まれた。
<http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-17345920100923>

日本では米国と国土の差もあり、身近にTSUTAYAやゲオがあり、宅配DVDや動画配信よりもまだ店舗チェーンが幅を利かせている。しかし、将来動画配信の価格が下がれば自宅に居ながらにして見放題の方が利便性が良いだろう。

④書籍
これも米国ではすでに起きている。
1つはアマゾンの登場、2つ目はキンドルの登場。
アマゾンの登場でネットで本を買うようになり、米国では第2位の書店チェーンボーダーズが2011年2月倒産に追い込まれた。
<http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5490>

日本でも大手書店チェーンは軒並み業績は苦戦。
<http://memorva.jp/ranking/sales/tdb_publishing_bookstore_sales_2010.php>

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そして戦いは第2フェーズへ。
アマゾンキンドルをはじめとした電子書籍戦争に突入。
日本でもソニー、楽天などが電子書籍リーダーを携えて参入表明している。

紙の本から電子書籍の時代へ。
すでにアマゾン内では紙を電子が超えていると、アマゾンのジェフがプレゼン。
<http://jp.techcrunch.com/archives/20120906mene-mene/>

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以上、4つの視点でインターネット革命を見てきた。
デバイス革命(ネット接続機器の多様化)
マーケティング革命(消費者主役)
メディア革命(マスメディアのデジタル化)
④コンテンツ革命(4大コンテンツ流通革命)

これらの革命により、ビジネスモデルも、メインプレイヤーも新たに登場する。
21世紀まさに新たな時代の幕開けである。