オプトの歴史と逸話23~e-sumai参入と野内敦(上) | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

オプトの歴史と逸話23~e-sumai参入と野内敦(上)

1999年にオプトはe-sumai.comというサービスを立ち上げる。オプト役員のうち3人が森ビル出身であったことや、中でも野内敦が不動産事業に情熱を持っており、ネット上での不動産売買サービスへ参入した。

当時としては斬新かつ革新的なサービス。ネットを通じて主に新築マンションの物件紹介や内覧会への送客などを行ない、売買成立により手数料を得るモデル。それを皮切りに不動産物件情報サイトとしてNO1を目指そうとした。
http://www.e-sumai.com/

2000年に入り、サービス開始早々にネットバブルがはじけ資金調達もままならなくなってきた。当時役員は手掛けていた4事業をこのe-sumai事業にフォーカスする決断をし、実は楽天三木谷社長と握手し楽天との資本業務提携を行なう手筈になっていた。しかし、株主総会で株主の反対に合い否決(この株主総会模様は後述します)。ちなみにその後楽天はe-sumaiを吸収合併することになるネクストと資本業務提携を行なう。

e-sumaiは、その後2002年にGMOグループのまぐクリックとイースマイという合弁会社を立上げ、まぐクリックの持つ集客メディアから送客してもらう。西山社長も大の不動産好きという接点でもあった。
まぐクリック、オプトと合弁で株式会社イースマイを設立。不動産情報配信へ(2002年12月5日)
http://www.venturenow.jp/news/2002/12/05/2034_014591.html


そしてついに「HOME’S」を運営するネクストに売却することに。これでe-sumai事業はオプトの手を完全に離れる事になる。
「HOME’Sを運営するネクスト、イースマイを吸収合併」(2005年2月9日)
http://www.news2u.net/releases/5890

(下へ続く)