GDP(売上)か一人当たりGDP(所得)か | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

GDP(売上)か一人当たりGDP(所得)か

世界のGDPの今後は以前ブログで紹介した。
http://hachio88.com/?p=9

今回は国民の幸せ度と強い相関関係があると言われる「一人当たりGDP」を見てみたい。
また違う視点で物事を捉えることができる。

図表は2010年の世界の一人当たりGDPランキング。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4540.html
$オプトCEO鉢嶺登オフィシャルブログ Powered by Ameba

これを見るとルクセンブルグが1位で約1000万円。以下ノルウェー、カタール、スイスと続き、デンマーク、スウェーデン、アイルランド、オーストリア、フィンランド、ベルギーとヨーロッパの国々が上位を占める。いづれも今後GDP上位にはランクされない国々。日本は約400万円で世界17位。
一方BRICsのブラジル、ロシア、インド、中国はいづれも下位。今後GDPの拡大と共に一人当たりGDPも急速に上昇するが、人口の数が半端なく大きいため、一人当たりGDPでは既存先進諸国を抜くことはほぼ不可能と言われている。

つまり必ずしもGDPの大きさと一人当たりGDPは一致しない。
日本もそろそろGDPの拡大か一人当たりGDPか、どちらを目指すのか明確にすべきと思う。
それにより取るべき手段は大きく変わる。

オプトはまず売上(GDP)拡大に邁進する。売上拡大すれば、必然的に一人当たりGDP(所得)が増加していくからだ。市場拡大期はまずGDP拡大に邁進するのが王道であろう。