なでしこジャパン勝利の感動に教えてもらったこと | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

なでしこジャパン勝利の感動に教えてもらったこと

なでしこジャパンがワールドカップ優勝という快挙を成し遂げてくれた。

過去の戦績、圧倒的に違う体格、女子サッカー人口の違い等を聞くにつれ、
更に快挙の程が分かる。

米国の猛攻の中で、2度のリードに追いつき、
最後まであきらめずに戦い勝利を収めた姿は見ている全ての人に感動を与えたであろう。
野球にしろ、水泳にしろ、ラグビーにしろ、
スポーツはこれほどまでに人に感動を与え、勇気を与えてくれるものであることを
再認識させてくれた。

それほどに素晴らしい試合であり、勝利であった。

さて、試合後佐々木監督は「奇跡だ!」とおっしゃったが、
十分勝利の算段があったように
私は思う。

丁度、先週早稲田大学とサントリーでラグビー日本一に導いた
清宮監督
の話を聞く機会に恵まれたが、
明確な目標を設定し、
選手達に自信と場を与え、
相手にマスコミすらも巻き込んでプレッシャーを与え、
最高潮に選手のパワーを引き出し、
打てる全ての手を打ち、
後は運を天に任せるだけの状態を作っていた。


つまり、奇跡とは言え、勝つべくして勝っていたのである。
普通に戦えば絶対に勝てない試合を
勝てる試合にするだけの周到な準備
あっての勝利だったのである。

しかるに、佐々木監督も同様に周到な準備をしていたに違いない。
そう考えると、リーダーがチームを勝ちに導く手腕は非常に責任重大である。

選手たちが勝利の表彰台で歓喜に踊る姿を見ると、胸に来るものがある。
「私も仲間達と」、と多くのリーダーが胸に誓ったに違いない。
そんな多くの人にパワーを与えてくれたなでしこジャパンに感謝すると共に、
この感動を自らのパワーに変えたい。