オプトの歴史と逸話⑮~今までで最大の失敗とは?
~⑭はこちら~
「創業から今まででたくさんの失敗をしたと思いますが、何が一番の失敗ですか?」
よく聞かれる質問です。
挑戦して失敗した新規事業は沢山ありますが、
思い返すと全て大した失敗ではありませんでした。
最も悔やまれる失敗、
それは
「やらなかったこと、あきらめたこと」
です。
当社も過去様々な事業上の失敗を沢山しました。
例えば「e-sumai.com」という不動産購入サイト。
なかなか軌道に乗らず2億円の赤字を出します。
しかし、結果「HOMEs」(ネクスト社)に売却し、
株を頂戴し、ネクスト上場で大幅なリターンを得ました。
ALBAというゴルフ雑誌を買収し、
ネット上でのゴルフ場予約やEC参入を試みました。
結果うまくいかずに数年後ほぼ同額で売却。
その間の利益を考慮すると何とか損はせずに済んだ感じでしょうか。
これらは事業上は失敗に当たると思います。
それ以外にも多数の特に新規事業系の失敗がありますが、
自らジャッジして参入した事業は何とか回収しようとするもの。
結果事業自体は失敗しても、得たモノは大きく、
損失も意外と抑えられています。
むしろ、
「やらなかったこと」
「あきらめたこと」
この2点はなかなか取り返しがきかない大きな失敗になってしまいます。
まず「やらなかったこと」。
例えば、競合がブログ事業を行なっている間、
当社は当該分野から目をそむけていたように思います。
以前マス代理店はネット代理店事業に目をそむけていた。
大手旅行会社も格安航空券に目をそむけていた。
新しい流れに目をそむけると大きなしっぺ返しを食らいます。
ネット領域は変化が早く、激しい。
しかし、目をそむけずに率先して自ら試し、動き、投資してはじめて大きな果実が得られることを
身を持って体験しました。
「あきらめてしまったこと」。
例えば、比較サイトやEC、メディア事業。
上場後資金を得たにも関わらず、途中で撤退してしまった。
初志貫徹、信念に基づいて誰が何と言おうと成功するまで執念を持って続けねばならない。
これも経験から学んだことです。
大きなトレンドを読むことは極めて重要。
そのトレンドでの成果は将来必ず出てくる。
しかし、当初収益に結び付かない段階では、周囲や株主からのプレッシャーも多く、
理解は得られないもの。
しかし、そこであきらめてしまうと目先の大きな損失はクリアできそうに見えて、
将来の大きな果実を失ってしまう。
従って、
大きなトレンドに則り、自らの信念に従い、執念を持って続けること。
小さな失敗は何度もしたいと思うが、
もう二度とこの2つの大きな失敗はしてはならない。
~⑯へつづく~
「創業から今まででたくさんの失敗をしたと思いますが、何が一番の失敗ですか?」
よく聞かれる質問です。
挑戦して失敗した新規事業は沢山ありますが、
思い返すと全て大した失敗ではありませんでした。
最も悔やまれる失敗、
それは
「やらなかったこと、あきらめたこと」
です。
当社も過去様々な事業上の失敗を沢山しました。
例えば「e-sumai.com」という不動産購入サイト。
なかなか軌道に乗らず2億円の赤字を出します。
しかし、結果「HOMEs」(ネクスト社)に売却し、
株を頂戴し、ネクスト上場で大幅なリターンを得ました。
ALBAというゴルフ雑誌を買収し、
ネット上でのゴルフ場予約やEC参入を試みました。
結果うまくいかずに数年後ほぼ同額で売却。
その間の利益を考慮すると何とか損はせずに済んだ感じでしょうか。
これらは事業上は失敗に当たると思います。
それ以外にも多数の特に新規事業系の失敗がありますが、
自らジャッジして参入した事業は何とか回収しようとするもの。
結果事業自体は失敗しても、得たモノは大きく、
損失も意外と抑えられています。
むしろ、
「やらなかったこと」
「あきらめたこと」
この2点はなかなか取り返しがきかない大きな失敗になってしまいます。
まず「やらなかったこと」。
例えば、競合がブログ事業を行なっている間、
当社は当該分野から目をそむけていたように思います。
以前マス代理店はネット代理店事業に目をそむけていた。
大手旅行会社も格安航空券に目をそむけていた。
新しい流れに目をそむけると大きなしっぺ返しを食らいます。
ネット領域は変化が早く、激しい。
しかし、目をそむけずに率先して自ら試し、動き、投資してはじめて大きな果実が得られることを
身を持って体験しました。
「あきらめてしまったこと」。
例えば、比較サイトやEC、メディア事業。
上場後資金を得たにも関わらず、途中で撤退してしまった。
初志貫徹、信念に基づいて誰が何と言おうと成功するまで執念を持って続けねばならない。
これも経験から学んだことです。
大きなトレンドを読むことは極めて重要。
そのトレンドでの成果は将来必ず出てくる。
しかし、当初収益に結び付かない段階では、周囲や株主からのプレッシャーも多く、
理解は得られないもの。
しかし、そこであきらめてしまうと目先の大きな損失はクリアできそうに見えて、
将来の大きな果実を失ってしまう。
従って、
大きなトレンドに則り、自らの信念に従い、執念を持って続けること。
小さな失敗は何度もしたいと思うが、
もう二度とこの2つの大きな失敗はしてはならない。
~⑯へつづく~