ミログの城口社長に見る成功者の資質 | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

ミログの城口社長に見る成功者の資質

今回出資し、提携したミログの社長が城口くん。実は出会いは2005年夏。彼が灘高の生徒会長だった時。彼主催の土曜学習で私が講演したのがきっかけである。当時のことは以前ブログでも書いた。
http://milog.co.jp/leaders/
http://hachio88.com/archives/2010-08.html

彼のすばらしい点は以下3つに要約されるが、成功者に必要とされる3点ではなかろうか。
・初志貫徹、実行している(想いがぶれない、逃げない)
・夢がでかい(世界を見ている)
・経営チームの大切さを知っている

1)初志貫徹、実行している(逃げない)
私の好きな書籍にアサヒビールをどん底から復活させ、大躍進させた立役者の一人樋口廣太郎氏の「挑めばチャンス逃げればピンチ」というものがある。
挑めばチャンス逃げればピンチ (PHP文庫)/樋口 広太郎

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経営者に限らず、ビジネスマン、人として成功する人は「こいつは何があろうが決して逃げ隠れしない=信頼できる」という点は最も重要なポイントである。

2)夢がでかい(世界を見ている)
以前日本電産永守社長に、「売上1000億目標で達成するより、売上1兆円目標で5000億円しか達成できなかった方が、よほど偉い!」と言われたことがあります。孫さんも常にホラのような事を言っているが、言い続けていると自然とそれが実現に向け動き出すと。夢や目標以上には会社も大きくならない。やはり大きな夢や目標を持てるかは重要。守秘義務契約があって書けないが、彼の数年後の収益計画は笑ってしまうほどでかい笑。

3)経営チームの大切さ
松下幸之助氏にも、井深大氏にも、本田宗一郎氏にも、偉大な経営者には必ず周りに優秀な番頭、片腕、参謀がついている。大体創業者が全ての経営センスを持っていることは皆無であるから、チームで経営することは会社を成長させる上で極めて重要である。米国ではベンチャーキャピタルが出資したら、アイデアや想いを持った起業家ではない、その道のプロのCOO、CTO、CFOなどで経営チームを組成するのが一般的。城口くんはすでにその重要性を理解し、今回経営チームを組成したと思う。

彼の世界を見る大きな夢を邪魔せぬよう支援し、我々も成長したい。