オプトの歴史と逸話⑩ ~誰も知らない社名の由来 (2011.3.27) | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

オプトの歴史と逸話⑩ ~誰も知らない社名の由来 (2011.3.27)

~⑨はこちら~

オプトという社名の本当の由来を、
今まで公式には基本理念の1つである
楽天主義(英語でオプティミズム)
と説明してきた。
確かにこれは1つの意味であり、今後もそう説明していくだろう。
しかし、裏にもう一つの想いが込められた意味が存在するので、
この機会にお伝えしてみたい。



まず、当時ネーミングについて勉強すると、

・カタカナ3文字が覚えやすい

・「ぱぴぷぺぽ」という音は響きが良い


ということが分かった。



そこで、それに該当し、かつダイレクトマーケティングの思想を表現する社名は何か考えた。

そして、
「目的に合った情報を、欲しい人に、タイムリーに届けたい」>
という想いを英訳し
objective、
personal、
timely

の頭文字をとってつけたのだ。
これが実はオプトの最初の社名の由来なのである。
ただ、どうやら英訳がおかしいと指摘を受け、
以後使わなくなってしまった(笑)。
この話を先日役員雑談会で話したら、半分以上の役員が知らなかった。


ちなみに創業時会社には習字で書いた言葉が社内にたくさん貼ってあった。
「先義後利」
「小さくても一流企業」
「電子メディアの電博になる」
「座布団確立

など。
思い返すと、設立当時はまだ
インターネットがここまで大きなビジネスになるか分からない時代
であったが、
1995年当時に
電子メディアの電通博報堂になる!
と掲げていたのは興味深い。


また、強いこだわりがありながらも、
まだ全然実現できていなのが
「座布団確立」
である。

一度営業すれば、後はチャリンチャリンと収益が自動的に上がるビジネスモデル。
経営的には収益が非常に安定するメリットが大きい
(一方、座布団収入が大きいと安心してしまうデメリットもあるが)。
これを私は座布団収入と言っている。

例えば、
携帯電話通話料、自動販売機、コピー機、保険、ソフトの保守料、賃貸管理
などがこれにあたる。
オプトで言えばアドプランのようなASP料金はそれに該当する。


いづれにせよ、創業期の想いや考え方はいまだに随所に息づいている。
その想いを紹介することで、オプトの考え方を知ってもらえれば幸いである。


~⑪へつづく~