EOジャパン (2010.10.17) | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

EOジャパン (2010.10.17)

10/15で15周年を刻んだEOジャパン
私が入会以来唯一出続けている会であり、感謝を込めてEOジャパンの思い出、魅力を綴りたい。

EOとは世界40数カ国に支部がある起業家組織である。
元々デルコンピュータのマイケルデル氏など数名の米国起業家が立上げ、
日本は1995年に立ち上がった。
http://www.eojapan.org/

入会条件は
1.40歳未満(今では当該条件は無くなった)
2.創業者
3.年商1億以上
の3つ。

1995年EOジャパン発足当時、私はまだ創業2年目のよちよちで年商1億にも達しておらず、
オブザーバーとして末席入会させて頂いた。
当時発足メンバーは、
会長にグロービス堀さん(まだ年商3億だったが当時から強烈なリーダーシップがあった)
副会長にソフマップ鈴木さん(すでに年商1000億ありまさに若手起業家の代表格)
光通信重田さん(クレバーかつ白黒はっきりしており話に皆でよく耳を傾けた)
その他折口さん(まだグッドウィル創業前のヴェルファーレ時代)
イーウーマン佐々木さん(女性起業家代表格)
青山フラワーマーケット井上さん(信念が一本通ったクールな起業家)
EDコントライブ川合さん(愛情と個性あふれる面白起業家)
ブロッコリー木谷さん(おたく文化を牽引)
ハイパーネット板倉さん(「社長失格」で有名)
など総勢15名程度だったように記憶している。

EOのすばらしい所は集約すると以下3点か。

・成長意欲が旺盛
(毎年年商10億の人より、今は3億だが将来の夢がでかい人がモテる)

・悩みを分かち合える
(年齢が近く、皆創業者ゆえに資本政策やIPO戦略、人事施策など)

・世界的組織
(全世界のメンバーと交流が図れる)

互いに似た悩みを持ちやすい起業家同士。
同じ悩みを相談し合っていたメンバーが次々と成長、上場していく様はとても刺激になる。
大きな夢の話をしているだけで刺激と勇気をもらい、
「よし、俺も負けないぞ!」と毎回会合の後はメラメラ火がついて帰宅したものである。

そんなEOメンバーも40歳を超え、実績や経験やより大きな夢を持ちながらも、
一方で人生のバランスを考えるフェーズに移ってきている。
30代までは皆とにかく会社を大きくすることだけを100%考えていたが、
40代になる頃から、会社と家庭とプライベートと社会のバランスを取りながら、
人生をいかに豊かにするか、という視点になっていくようだ。
先のメンバーもその後当時の会社は色々あったが、皆一様に挑戦し続けていて魅力的である。
やはり初期メンバーの気概が重要であり、
その後次々すばらしいメンバーが入ってきているのは初期メンバーのすばらしさと
そのメンバーを強烈なリーダーシップで引っ張った初代会長堀さんの貢献が絶大であったと思う。

現在170名にも増えたメンバー、平均年齢が40歳になった、メンバー同士の仲が良すぎて著名起業家が入会しづらい等の課題があることもあり、

今期から

・YEO新組織設置
(20代、30代の若手起業家だけの組織。
本来のEOは20代、30代の若手起業家が小さいうちから互いに刺激を与えあいながら成長していくもの)

・XEO新組織設置
(主に40代、50代の日本を代表する起業家の集まり)

をする。
起業家が経済を活性化させていく源泉であると思っているので、
どんな不況時代だろうが、EOメンバーが率先して起業家魂で日本全体を元気にしていきたい。


(参考)
EOジャパンの持つ5つの価値観は、
「Boldly Go! - 果敢な挑戦」
「Thirst for Learning - 学びへの渇望」
「Make a Mark - 記録を残す」
「Trust and Respect - 信頼と敬意」
「Cool - 格好良さ」