新卒採用イケてる企業に学ぶ (2010.6.20) | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

新卒採用イケてる企業に学ぶ (2010.6.20)

私はオプトを自律人材の集合体=「一人一人が社長」の組織体にしていき、
オプトイズムという共通の価値観を持った仲間と共通の目標に向って
一丸となって進んで行きたいと常々思っている。
そして目標達成までの道のりそのものと達成感を皆で分かち合い、
お互いオプトにいて良かったと心底思ってもらえる会社にしたい。

そんなことをいつも考えている中で、
「新卒採用の重要性」
最近また強く感じ始めている。

共通の価値観を形成する上では、一時期にオプトイズムを持った集団で入社してくる新卒は
重要な存在である。
しかも、ネットという若い人にアドバンテージのある業種では尚更である。

新卒採用に今年久しぶりに携わってみて、弊社はまだまだイケてないと実感した。
一方で、イケてる会社を学生から聞くと、やはり、多くの学生が良いというのには理由があるようだ。
そこで、学生からよく聞くイケてる企業をピックアップした。
すると、新卒採用がイケテル企業は、この不景気下にあって業績も良いではないか。

ということで、「新卒採用が最もイケてるベンチャー」
学生の評判から人事と相談して抽出したところ、7社が選出された。
新卒採用について教えを請いに行くことにし、お願いしたところ全社快諾を頂いた。

ちなみに選出された7社は以下(50音順)。

・ECナビ

・カヤック

・サイバーエージェント

・ネクスト

・プランドゥシー

・ライブレボリューション

・ワークスアプリケーションズ


私も何社か同行したが、これがすごく学びが多い。


私が伺ったところで感じたのは、

・経営陣、人事部が心底社風作りを大事と信じ、実行している

・社風を明確に打ち出すことで価値観に賛同した人だけ採用している

・入社までに社風、価値観を互いに認識しあう独自プログラムがある

・新卒採用だけでなく、共通の価値観を全社に一貫させようとしている

・共通の価値観が全社に行き渡るのに3-5年かかっている(根気、本気)



やはり一貫した信念、価値観に基づいて会社が運営されている企業は魅力的だ。
ヒアリングする度に、心からすばらしいと尊敬の念を抱かずにはいられない。

我々オプトも社員同士が共通の価値観の下、独自の企業文化を強みとした企業となりたい。
来月全社会議で改めてオプトが大切とする理念などを整理して話すが、
今後5年かかってでもそれらの理念や考え方をよりブラッシュアップし、
具体的施策や行動規範などにおとし、独自の企業文化を形成させるぞ!と、強く思った。