前向きのパワーが幸せを呼ぶ (2010.4.24) | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

前向きのパワーが幸せを呼ぶ (2010.4.24)

昨日孫さん、三木谷さんの講演を聞いた。
彼らの思い、国への要望、具体的提言はどれも賛同できるものばかりであった。

一方で、我々一人ひとりはどうすれば良いのか?
どうすれば国が復活するのか?

日本でも明治維新、第二次世界大戦後の復活という成功事例があり、
そして身近な韓国では、つい10年程前にIMF危機後の今日の復活という成功事例がある。
共通していることは、
国家が滅びるという危機感を国民全体が持ったことと、
古い上層部、既得権益者が一掃され、若いしがらみのない、やる気のある人材が国を引っ張ったこと
にある。

孫さんが、
「国や政治家、官僚を批判するのも良いけど、たまには国のために応援しようよ」
とおっしゃったこと、これが我々にできることであると思った。

国が悪いのを首相や政党、政治家、 官僚などのせいにし、
批判だけ繰り返していても何も良くはならない。
批判や足を引っ張ることを全国民が止めて、前向きな発言だけにしてみるのである。

野球のWBCで日本が世界一に輝いた時、原監督は就任時から1つだけを言い続けたと。
それは
「長い戦いの間には色んなことがある。負けることもあるだろう。
しかし、常に前向きな発言しかしない、悲観的な言動は慎むことだけを約束して欲しい」
と。

変革には混乱が必要であり、危機感が必要である。
その中で、批判や不満、悲観論で満ち溢れていく中でも、必ず前向きに動き出す人が出てくる。
それが変革の芽である。
会社でも同様。混乱や危機の渦中、批判で終始し、あきらめてしまう人は仕方ない。
その中で必ず前向きに発言し、行動に移す人が徐々に増えていく。
そのサイクルが回り始めた時大きなプラスのパワーとなっていく。

当社も1998年-2000年までのFAXからネットへの転換期は混乱し、残念ながら数名退場していった。
しかし、2001年から大躍進が始まった。
事業転換期には繰り返される。
ネットも2000年代モデルは終息し、2010年代モデルへの転換、挑戦が求められている。
私は何があっても変革する。そして、必ずやまた大躍進させる。
前向きについてきた者達を必ずや幸せにしてやる!と心底燃え滾る気持ちを秘め思っている。