電子マネーとポイント | オプトHLD CEO 鉢嶺登 オフィシャルブログ

電子マネーとポイント

大前塾での今月講義テーマは「電子マネー(とポイント)」。

・おさいふケータイは普及率26%だが、一旦使うと止められないほど便利なため、
急速な普及が見込まれる。

ポイントが貯まる事を意識して買い物する人が40%超も。EC含め、ポイントを
活用した小売業が繁栄

・ポイントカードの人気順では①楽天スーパーポイント、②ANAマイレージ、③T
ポイント(CCC)。三菱商事もponta3000万人目標で3月参入。

・CCCはポイント会社に変貌か?!


「電子マネーは今後どうなるか?」
ポイントを現金や電子マネー、景品、マイレージなど購入店舗以外に換金する
人が半数以上
(富の移転と囲い込み不可能)。

・ネットとリアルのポイント交換(楽天経済圏)

・人気1位楽天5300万人(Edy)が2位ANA1800万人、3位Tポイント3300万人と提携
し勝者へ?!

・電子マネー×携帯=行動ターゲ、ライフログ等新手法現実へ?!

・Felicaがアジアで覇権を取れるか。

・インフラはフィリップスが30億枚で1位。ソニー(Felica)は先行していたが4
億枚で世界制覇のチャンスを逃す。

・国内事業者は①交通系(suica等)、②流通系(nanaco等)、③通信系(ドコ
モ等)、④WEB系(ビットキャッシュ等)に分かれる。

・決済金額が730円と低く、端末コスト等を吸収できないため、単独での黒字化
は難しい。

・実質メインプレイヤーは早晩決まりそうだが、①Edy(楽天が買収)、②suica、
③パスモ、④nanaco、⑤WAONが有力。


以上