思い出した 住宅展示場で内観していた時のこと。(子供いない時)

その日私の格好はスカート、タイツ、ブーツだった。

階段を降りている時、タイツで滑りやすかったのか(靴下、より滑りやすい)滑ってこけてしまった。

これが凄く痛かった。腕とお尻。

この時案内してくれていたハウスメーカー男性社員は、驚いて『大丈夫ですか!?』

と本気で声をかけてくれた。


旦那は…ちょっとショックで覚えていないけど、『なにしてんねん!』(こけるなんてどんくさい、みたいなニュアンスで。私を責める雰囲気と言葉だった。)

そんな感じだった。

(ちなみに明るく笑い飛ばす、とかじゃなく大真面目に叱りつける感じだった)


この時のショックはなかなかで。


人前で(男性職員の前)スカートでこけたことも恥ずかしかったのに、

信じられない旦那からの私を責める言葉。もちろん手なんか伸ばしてくれない。

(子供いなかった時代、結婚初期だったのに)

私は当然、『大丈夫?!』と言ってもらえると思っていたから本当に驚いた。

(ということはこの時はまだ本気でモラハラに気づけていなかった時。相手を優しい、と勘違いしていた時)

(私の中では大丈夫?!と相手を心配することが当然だった。今まで家族とも友達ともそうしあってきたから。)


そして、かけて欲しかった優しさの言葉をかけてくれたのは旦那ではなくハウスメーカーの男性だった。

それもなんだか私を惨めにさせた。

そして恥ずかしくさせた。

でもこの人は、痛みですぐに立ち上がれていない私の様子をずっと見てくれて、何度も大丈夫ですか、と声をかけてくれた。

心配してくれてるのがわかるし、とても良い人だ、感謝の気持ちです。


帰宅してから、私は旦那に抗議した。『さっきは大丈夫っていわなかったけど何故?おかしい。ハウスメーカー職員は言ってくれたのに!』

旦那は『そんなに痛かったって知らなかった』みたいな、

つまりわけわからない言い訳をしてきた。

このあたりはアスペルガーなのか…?

相手の痛みがわからない?

でも、外でどんくさいことするな、のニュアンスだったからモラハラか。


どっちでもいいわ、つまりこういう人。


こういう私が悪くないシチュエーションで、まるで私が悪いみたいに責める言い方をする、

これをされ続けると、

自分は大丈夫って言ってもらえない、それが当然かのような、

自分だけが全部悪い、みたいな暗示にかかり、

こう、自分っていうのは価値がないんじゃないか、と相手に思わされることになる。

確実に私の自己肯定感は下がる。


この時点で、こんな人と一緒にいたら私はだめになる、と気づきたかった。

両親にだってこんな冷たい酷い扱いされたことなかったのに。