時系列がぐちゃぐちゃだけど、私の印象に強烈に残ってるシーン。
弁護士になれた寅子が妊娠した時、
同じ時に女性弁護士になった久保田先輩と甘味処でお茶をするシーン。
時は戦時下。(先輩は旦那さんの実家に行くとのことで弁護士をやめることを決意した。)
先に妊娠出産していた久保田先輩が言った台詞。
『(仕事をする、もしくは弁護士の)女は結婚していなければ半人前。結婚したら家事も育児も仕事も完璧を求められる。どれも100点なんて、絶対に無理なのに。』
そんなような台詞だった。
1942年。育休もなかった時代。仕事をする女性がどれだけ大変か。そして両立することの難しさ。今より完璧に家のことをしないといけないプレッシャー。先輩の悔しそうな顔。
なんか、わかりすぎて涙出た。
私、今令和だけど、産休も育休もしっかりとったけど洗濯はドラム式洗濯機、ご飯はお惣菜、
めっちゃ現代の良いもの使ったけど、
ダメだった。
夜泣きとか寝不足とか体調悪いとか小児科通いとか育児しんどいとかで仕事がしんどすぎた。
1942年より色々なものが便利になってるけど無理だった。
悲しくて悔しくて。辛くて。
旦那が非協力的で結果私がすべて背負い込む。旦那は子供に寄り添わないから子供はママばっかり求める。旦那は子供を連れて出て遊んではくれず、休日ヘトヘトな私が昼寝をしようとすると、旦那も子供と寝てくる。旦那は寝る。子供は元気だから寝れない。そんな子供たちがほっとけなくて私がまた背負い込む。結果一生疲れが取れない。
免疫が下がり、いつも風邪をうつされ風邪を引く。
とにかくしんどかった。
休憩が、ない。
はー。旦那が非協力であることが、私を完全に潰すおいうちをかけた。
ここまでしんどくなるとは想像もしてなかった。
私が甘かった。
優しい旦那さんでないかぎり、
共働きは無理だと真剣に思った。私に20代前半の頃の体力があれば…いけたんじゃないか。でもそんなこと考えるのは、無意味。