スピッツのライムちゃんはコンビニのドアが好きである。毎晩ドアの入り口に立って、ドアが開くのを楽しんでいる。冬は中からおいしいおでんのにおいが、夏は涼しい風が、唐揚げのにおいと同時に楽しめるこのスポットは夜の散歩の醍醐味である。
ある日、ライムちゃんの前に数人の若者が立ちはだかった。ドアのセンサーより手前で立ち話をして、センサーまでライムちゃんの体が届かないのだ。
「ちぇっ!」 仕方なく遠いほうのコンビニまで歩くことにした。
「ライム、えらいやん!」と、飼い主。実は遠いほうのコンビニは数か月前1度だけ前を通っただけなのに、彼は場所だけでなく、それが同種類の店だと認識していたのだった。がー・・・
その店の前にじっと立ってもドアが開かない!
「な、なんでや?」 明らかにライムちゃんの顔に戸惑いの色が・・・・!!
実はその店の扉は手動だったのだ!!
お疲れさん、ライムちゃん。