先日公開された仲村トオルさんのインタビューの一部を

ブログでも公開…!✨

 

■闇雲に素振りをしていた中学時代

 

 

――中学では野球部と伺いましたが、どんな選手でしたか?

仲村:肩は強かったんですけど、コントロールは悪いし変化球が投げられなかったんです。バッティングに関しては、ただ闇雲に素振りしていました(笑)。素振りをたくさんしていれば打てるようになれるんじゃないかと思っていたのですが、今だったら、もっと違うトレーニングがあったんだろうな…って。野球に関しての後悔はものごくあります。

 

■俳優生活36年「今も発展途上です」

 

 

――関水さんの様な若い世代に、活躍する為のアドバイスをするとしたら、どんな言葉を投げかけたいですか?

仲村:僕はほとんどアドバイスというものはしないんです。自分もそうだったと思いますけど、人から言われた事をすんなり受け入れられる人はそれで良いのですが、大切な事って自分で見つけるものだと思っているので。僕自身、今も発展途上だと感じているので「これが答えだよ」なんてとても言えなくて。

本作で様々なレジェンドプレイヤーの皆さんとご一緒して、「諦めないで続けること。その結果、思っていたよりも高みにいける」という勇気をたくさんもらったので、諦めないで続けることは何よりも大切だと思います。

――続けることが大切。長年、第一線で活躍されている仲村さんだからこそ説得力がありますね。

仲村:撮影が終わった後に、素晴らしい共演者の方やスタッフの方とご一緒できて良かったな、楽しかったなと毎回思う一方で、演じている最中に「楽しい」と思ったことはほとんど無いんです。これは役者になって36年目の今でも現在進行系で続いています。若い頃に『あぶない刑事』というドラマで、先輩たちが楽しそうにやっているのを見て、後ろの方で自分も楽しくなっちゃってたことはありましたが。

以前、自分を“無”にして限りなくゼロに違い状態で演じてみて「見たことのない自分が見られた」とできあがった作品を観て、驚いたことがありました。そういう驚きに直面することも僕にとっては役者という仕事の楽しみの一つです。

 

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