足知者富 | 永い言い訳

永い言い訳

母と娘の二人暮らしから、ステップファミリーへ
悲喜交々、日々の記録です。


​小学生の娘と二人暮らし
病院勤務のシングルマザーです。

娘との生活や受験のこと、仕事や読書など日常のことを記録しています。

大好きな彼もまたシングルファザー。
2024.4
同居生活が始まりました。

二人で戸建てを建てるべく奔走中。
中3長男、中1次男、小6娘



いつかのお弁当ふたりぶん
これは子ども二人用っぽいな





彼家族と同居を始めて

はや、8か月。




付き合いはもうすぐ3年になりますが

同居を始めてから




あれ?おもてたんと違う




と思ったことも多数。




彼も私もそれぞれの生活が長く

育ってきた環境も違うから

すれ違いは否めないわけです。




大人、というかおじさんおばさん

さらに言えばお父さんお母さんに

なってから出会っているから




一緒に作り上げて行くというより

作り上げてきたものを

暮らしの中で擦り合わせていく毎日。




彼も私も意志が強く頑固ですが

私からすればどうでも良いことが

彼にとってはどうでも良くない

また逆もしかり。




誰かと暮らす幸せは

誰かと暮らす煩わしさとも背中合わせ。




順風満帆とは行きませんが

すれ違ったあと軌道修正することで

毎回その軌道が固まっている、



ような気もします。




必要なのは足るを知る。





昨日酔っ払って帰ってきた彼に

暴言を吐かれまして

足るを知れ!!

と思ったわけですが




そもそも足るを知るという言葉は

命令形で使うもんじゃないとか。




恥を知れ!みたいな語気がありますが

老子は他人に思想を強いたりしないもんな





私の思う「足るを知る」は

身の程をわきまえるという意味ではなく

今自分を満たしているものに向き合って

感謝するという意味です。

無いものねだりは時間の無駄。




自分の中のドライなエリアと

ウェットなエリアの狭間で

悶々とする夜でした。




ちょっとだけ反抗して

今日はまだ帰らない。

でももうすぐ帰ります。