久しぶりに読書が出来ました。
はやく図書館に返さなきゃ

「まほろ駅前多田便利軒」
「風が強く吹いている」
「舟を編む」
に次いで読むのは4作目の
三浦しをんさん。
上記3作がとても良かったので
(そういやどれも映画化)
好きな作家さんですが
これはそんなに
好きじゃなかったなー
ひょうひょうと自由に生きる
独身女四人の悲哀とユーモアを
描いてるんだと思うんですが
イマイチぴんと来ない感じでした。
女子はあたたかくて、情を重んじ
すぐ共感する可愛い生き物だと思う。
めんどくさい色んな感情が
カオスのように混在するけれど
結局は可愛い。
私の中では女子って
そんな感じなんですが
この家に住む四人には
色々な感情が希薄なようにも
感じられて、なんだか淡白。
根底にある愛情や友情は
ちゃんと描かれているのですが
なんか入って来ない感じ?
「風が…」や「舟を編む」が
アツイ思いを描いた作風だったから
ギャップがそうさせたのかも
知れないです。
カラスや河童は「それ要る?」と
思ってしまった。
甲斐性なしの「神田くん」は
胸がイラッとモヤッとしました。
★☆☆☆☆