球体の蛇道尾秀介さん、読了。久しぶりに道尾氏。読みやすかったけどちょっと苦手な雰囲気でした。みんなが嘘をついていてなんとなく物悲しい話。優しい嘘が空回りして逆に追い詰めるとか。後半救いのようなものが見えてきたかな、と思ったらそもそもの嘘が自分の為の嘘だったとか。ていうか思春期の男子、よく分からん。主人公に入り込めずなんとも後味の悪い読後感でした。★★★☆☆