連日、3時起きして、実家(さくら養蜂園)のハチミツ収穫の手伝いをしています。山奥にある10カ所の養蜂場に合計200群のミツバチがいます。

 



今年はトチやキハダの花が咲いている期間が短く、例年の1.5倍のペースでこなしています。

 

トチの花

 

ただでさえ、ハチミツ収穫の仕事は重労働です。おかげでだいぶヘトヘトで、夜はバタンキューです(笑)

 

このハチミツは、朝日連峰の森の中で収穫していますから、農薬などを含まない美味しくて安全なハチミツです。また瓶詰めは、夏場はミツバチの体温と同じ35度まで温めて、冬場は結晶を溶かすため45度まで温めています。厳密に言えば「非熱」ではありませんが、極力鮮度を壊していない「非熱」ハチミツです。

 

二重金網で濾過して一斗缶に入れて持ち帰ります。

 

収穫は、蜜ろうもいっしょに収穫するので、実は嬉しくありがたい仕事です。

 

蜜ろうは、巣穴に蜜が満タンになると施す「蜜蓋」や余計な部分に作られた「ムダ巣」が材料です。ハチミツと違って、一箱から年間で500gほどしか採れません。


午後に工房へ戻ると、さっそく湯洗いします。


 

一晩経てば浮いて固まり原蜜ろうの出来上がりです。

 

トチの季節はオレンジ色の蜜ろうが採れます。次のキハダの時は黄色です。ミツバチが蜜を食べて腹部で蜜ろうに作り変えるのですが、その時に食べたハチミツに含まれる花粉の色が反映するそうです。

過酷な生活は、あと二週間ほど続きますが、上質な蜜ろう収穫のためにもうひと頑張りです!

近頃、ご注文の蜜蝋キャンドルの発送が遅れ気味となっております。申し訳ありません。何卒ご容赦ください。

ハチミツのお求めは
直接、実家のさくら養蜂園へご予約ください

蜜蝋キャンドルもよろしくお願いいたします