歯のこと①:構造をちょっと… | はちクリブログ

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岐阜県岐阜市宇佐にあります、はちみつペットクリニックのブログになります。

こんにちは、はちみつペットクリニックです(。-∀-。)

雨降りですが、ちょっと気温が低めなので過ごしやすいです(。-∀-)

しかし、雨の中、おトイレのために走るラブが濡れてしまい、さらにはちょっと臭くなり…

やっぱり雨は憂鬱です…



ゆううつってなに??









さてさて、以前のブログサイトで書いていた『歯』のことを、再び簡単に書いていこうと思います!

「同じかよっ!!」と言わず、どうかもう一度見て下さい…

相変わらず、あまり難しい内容は書けませんが…(T∀T;)





歯の図です。

歯肉から出ている部分を歯冠、中に入っている部分を歯根と言い、これらの境目を歯頸部と言います。

歯冠を被うのはエナメル質、歯根を被うのはセメント質で、象牙質は歯の大部分の構造であり、その中心に歯髄があります。

見た目は違いますが、大体人の歯と同じような構造。

はちクリナースの書いた図ではわかりにくいのですが、最も硬い組織であるエナメル質。

人の場合2.5mmの厚さであるのに対し、ワンちゃんの場合は0.1-1mm!!!(薄っ!!

ネコちゃんも同じように薄いです!!

見ただけではわかりませんが、私たちと同じに見える歯ですが、実はこんなに薄っぺらかったのですΣ(-∀-ノ)ノ

何気なく硬いものをカミカミしているワンちゃん・ネコちゃん。

歯みがき代わりに硬いものを与えてしまっている飼い主さん。

実は薄っぺらいエナメル質は、そういったことですぐに割れてしまったりするので、ご用心ください…

私たちと同じ歯だという感覚でいると、「エナメル質が割れるなんて…」と想像出来ないかもしれませんが、

実際割れてしまったり、もしくは削れてしまっていたり…とあるんです!

これを機に、ちょっと気にしてみて下さいね(●'w'●)

また、歯の根元、根尖部と呼ばれる部分は、歯髄を細かく分ける構造になっていて、ここも人とは異なるんです。

なので、うっかり硬いものを噛んでエナメル質が割れ、歯髄が露出。

歯髄が何かしら感染をしてしまった場合、この根尖部は歯髄が細かく分かれている為に、

感染除去が難しくなる事も…(-ω-;)

怖い事ばかり書いていますが、結構身近に起こりうる事なので…









さらっと簡単に構造の事を書いてみました(。-∀-。)

ちょっと長くなってしまったので、続きはまた別に書かせてもらいます~







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