※数年前の話です。
上の子が学校で時々(日本の学校よりも頻繁な気がする)行っている避難訓練。
アメリカに来る前、私の避難訓練のイメージは「火災」と「地震」で、
最初はこちらも同じようなものかな?なんて呑気に考えていました。
上の子が学校から帰ってきて、私に
「今日避難訓練したよ」と教えてくれました。
私「プレイグラウンドに逃げたの?」
上の子「ううん、私は鍵のかかるロッカールームだった」
と言われて、私ははじめ「???」と理解できませんでした。
アメリカの避難訓練は、主に「不審者」だということを、この時初めて知りました。
不審者、それも凶器を持ったスクールシューティングを想定に行われているものです。
ロッカーやトイレなど鍵がかかる部屋に避難し、
先生から「話をしてはいけないよ」と言われるようです。
ボランティアとして避難訓練に参加したママさんは、
「子供たちが息をひそめて隠れている姿を見て、実際に起きてしまった時を考えると怖くなった」
と言っていました。
想像しただけでも恐ろしいです。
こちらに住むと時々耳にするスクールシューティング。
学校によっては警察官が常駐していたり、または学校の周りを高い柵で囲っていたりと対策をとっていても、
何が起こるかわからないから、怖いなと感じてしまいます。
今日を無事に過ごせることに感謝しないといけないと思いました。