ハチクロです♪♪v(^-^)v
御冷ミァハさんが「ハーモニー」にてこう言った「言葉には人を殺す力がある」と…ジョン・ポールくんが「虐殺器官」にてこう言った「虐殺には文法がある」と…
伊藤計劃先生は「言葉には人を殺す力がある」と言う事…
それらは00年代フィクションとして名高い名作…「虐殺器官」では、クラヴィス・シェパード大尉がジョン・ポールくんを追って何故虐殺を引き起こす文法があるのかと、器官がヒントになっている…その器官とは人間や動物の腸や心臓等の事を指し、そのうち一つだけ人類に虐殺を促す器官がある…と、ジョン・ポールくんがこう言った。
「ハーモニー」では、自分たちが自由を知らない…健康である事こそ至上主義だ…そんな真綿で首を絞めるようなそんな優しい世界…そんな中、霧慧トァンさんが突如世界中で起きた自殺事件を起こしたとされる次世代ヒト行動特性記述ワーキンググループの中にかつて3年前一緒筈だったが、三年前死んだはずの御冷ミァハさんを追っていく物語となっています。
これら2作の作品で起きたフィクションは伊藤計劃先生の遺言であり、伊藤計劃先生はこういいたかったのであろうか…「言葉は人を殺す力がある」と…
それは、祈りなのか、悪意なのかは、人の創造力に委ねましょう。