今年の「KEIRINグランプリ」ブログは
note掲載記事を本ブログ用に再構成・加筆修正したモノになります。



いよいよ今年の競輪界の総決算「KEIRINグランプリ」!
今年のメンバーを個人的寸評を交えて紹介します。


①古性優作(大阪)
2月高知全日本選抜・6月岸和田高松宮記念杯
10月弥彦寬仁親王牌優勝者。
近畿地区のエースが今年GI 3Vを達成。
勝手知ったる脇本との連携で2年ぶりのGP制覇へ。

②佐藤慎太郎(福島)
賞金ランク上位枠での出場。
北日本のベテランマーカーは、大の阪神タイガースファン。
今年も“猛虎魂”で“アレ”を狙う。

③松浦悠士(広島)
賞金ランク上位枠で出場も
今年は3月別府ウィナーズカップ
7月函館サマーナイトフェスティバル
2つGIIを制覇サマーナイトは3連覇達成
今年は清水裕友との“ゴールデンコンビ”で悲願のGP制覇へ。

④眞杉匠(栃木)
8月西武園オールスター競輪
11月小倉競輪祭の優勝者。
単騎で制した競輪祭の再現で
故郷の大先輩 神山雄一郎が成しえていない偉業へ。

⑤深谷知広(静岡)
賞金ランク上位枠での出場。
静岡支部移籍後初となるグランプリ。
どんな戦法で単騎一発を狙ってくるか。

⑥山口拳矢(岐阜)
5月平塚日本選手権競輪の覇者。
史上初の父子GP制覇へ、中部の6番車が挑む。

⑦清水裕友(山口)
賞金ランク上位枠での出場。
好相性の立川バンクで勝手知ったる松浦とのコンビ。
GP制覇への“おぜん立て”は整ったか?!

⑧新山響平(青森)
賞金ランク上位枠での出場。
脇本をも封じる強力先行で別線を翻弄できるか。

⑨脇本雄太(福井)
昨年のGPウィナーが今年はGI無冠でグランプリへ。
8月オールスター競輪での落車の影響で
後半戦は戦い方に大きな悪影響を及ぼしたが、
自慢のパワーが戻ってくればGP連覇も夢ではない。


周回中の並びは以下のように予想。
⑨① ④ ⑦③ ⑥ ⑤ ⑧②

競輪は所属地区などで“ライン”を組んで戦う。
今回は⑦清水・③松浦の中国コンビ
⑧新山・②佐藤の北日本ライン
⑨脇本・①古性の近畿勢が同地区ラインを組む。

南関東⑤深谷関東④眞杉
そして中部⑥山口単騎で戦う。


誘導員の後ろにつく(前受け)のは、
北日本勢ということになるか。
古性がスタートをとることも考えたが、
近畿勢は阿吽の呼吸=作戦をあまり考えないので、
新山響平が前から突っ張り先行の可能性あり。

そうなると近畿勢は劣勢になるので、
競輪祭決勝の“デジャヴ”をさけて
後方から一気にカマして主導権を奪いたい。

問題は単騎勢の動き
近畿が前受けなら眞杉か山口拳矢が前を切って
北日本勢の発進を迎え入れることもありえるが、
北日本ラインが前から駆けるとなると
車番で有利な眞杉がスタートで脚を使って
北日本コンビの背後を奪うだろうか。

山口拳矢は平塚ダービー決勝のように
しっかりチャンスを見計らっての
小細工なしの自力捲りにかけるはず。
深谷は最後方からワンチャン狙う?!


ただ普通のレースと違い、ラインで決まらないし
毎年のように落車が発生するのが、
“1億円バトル”・一発勝負の難しいところ。


それでは“参考にならない”個人的シルシを。

◎⑥山口
○④眞杉
▲①古性
☆⑦清水
△③松浦
△②佐藤
△⑨脇本


ここは前の流れが激しくなるとみて
山口拳矢の単騎捲りが活きてくると予想。
“ゲンをかついで”フレームを平塚ダービーのモノにしたそうで、
後方に追いやられなければ、力強い捲りがみられそう。
“新時代の扉”を開いてほしい。

○も単騎勢から眞杉匠。
先行ラインの3番手をとれる確率が高いのはこの人。
単騎なら自在性ある動きもできるので、
地元地区のGPで一気に頂点をつかめるか。

ライン勢では古性を重視して▲。
脇本がしっかり仕掛けきれば、
間違いなくこの人が台頭するはず。

立川バンクと好相性の清水裕友を穴候補に。
立川の仕掛けどころを熟知している清水が
スパっと捲ってこられるか。

清水の流れに乗れば松浦の差し脚もおさえたいし、
佐藤慎太郎の飛び込みも捨てがたい。

脇本雄太は「おさえのおさえ」。
本来の力ならば間違いなく連軸候補だが、
パワーダウンを補えるのが“競輪IQ”。
IQが彼は低すぎるので、新山に併される可能性大。
今年は厳しい戦いを強いられそうだ。


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レースの模様は日テレ系列地上波とNHK BSで生中継
さらに今年もラジオNIKKEI第2で中継があります!
迫力あるレースになってくれると良いなあ。


今年“1億円ボード”を立川の空高く掲げている選手は誰か。
年末の大一番はいよいよ本日開催!