競馬のGI「別角度」から振り返ってみよう!
今回は有馬記念!

ラジオNIKKEIの実況は大関隼アナ
ついに有馬記念の実況担当へ…!






『ドウデュース からだ半分リード
ドウデュース【だ】!ゴールイン!
ドウデュース 武豊騎手! 千両役者ここにあり!


世間一般が「ドウデュース 復活だぁ~」とか
「やっぱり競馬は武豊なんだなぁ」とか思っているなかで、
ラジニケマニアの私はこう思っていました。

「ようやく【からだ半分】のリードで
大関アナが【だ】と言い切ったなぁ」



かつての大関アナならあのリードでも
【か】“疑問形”でゴールさせたはず。

それをしっかり【だ】言い切って
自信をもってドウデュース1着を伝えました。

この境地に来るまでが本当に長かった。

どんなレースでも「接戦」に逃げてしまっていたのが、
昨年秋の天皇賞をキッカケに
しっかり言い切れるようになってきました。

ず~っと【か】で逃げてきた大関アナに
勝手に落胆し続けていたワタクシですが、
ようやくしっかり・ハッキリ【だ】と言い切った事実に
思わず胸が熱くなってしまいました。
(↑レースで熱くならなくてどうするw)


直アナ・米田アナが“いい感じ”の実況を残してくるなかで、
(細かくみれば2人の実況にまだ不満点はあるのですが…)
大関アナの実況がなかなか“伸びてこない”のが
おととしくらいまでの状況だったかと思います。

それが昨年秋の天皇賞であのイクイノックスを
しっかりとらえきった実況をしたことで、
本人のなかで「少しの手ごたえ」があったのかもしれません。
(細かくみればダノンベルーガはとらえきれてないし
コントレイルが迫るシーンで「か」を使っているんですけどね…)


そしてあの実況で世間一般が大きく評価してくれた。

これまで大関アナの実況は「インパクトある言葉」を残さない
ラジニケの“王道スタイル”を貫いていたので、
小塚アナ・米田アナや直アナと違い
世間一般からの評価は受けにくかったと思います。

そのかわり「玄人好み」であることから、
【業界の評価】はそれなりにあったかと。

以前大関アナを“エゴサ”してみたら、
とあるリスナーのおたよりに応えるかたちで
元KBS京都の久保房郎アナが大関アナを評価していた
そんな内容のポストを見たことがあります。

業界の評価に世間一般の評価がようやく追いついた
ラジニケマニアとして、どこか「うれしさ」も感じる
そんな大関アナの有馬記念実況でした。


欲を言えば、ジャスティンパレスの急追を
少しとらえてもいいかと思ってしまいましたが、
「千両役者 武豊に全集中」でよかったと思います。



今年の有馬記念はドウデュースと武豊騎手が勝ったことで、
いろんなところで映像と実況音声が使われると思います。

そのなかで『ドウデュース【か】、ゴールイン』だと
せっかくのいいシーンが台無しになりかねなかった。
『ドウデュース【だ】! ゴールイン!』で喋りきったことで
いいシーンに“華を添える”実況になりました


40という大台に入ったことで、そしてこの有馬記念で
またひとつ「手ごたえ」をつかんだ大関アナ。

今後も接戦で迷わずしっかり言い切れることを
いちマニアとして期待したいと思います。



そんな大関アナですが、今年もラジオNIKKEIで
自身の趣味である【競輪】に関する番組を
明日から4夜連続で放送するそうなので、
ぜひ聴いてあげてください!