競馬のGI「別角度」から振り返ってみよう!
今回は阪神ジュベナイルフィリーズ!

ラジオNIKKEIの実況は三浦拓実アナ
阪神のGIは“移籍後初実況”!






いや~、本当に「そつがない」
聞いていてそう感じるばかり。。。


「勝負圏は前~中団」と狙いを定めて
後方勢には一切触れない実況。

アナウンサーによってはコラソンビートのさらに外から
脚を伸ばしてくるサフィラとスウィープフィートを
“拾って”しまいがちになりそうですが、
それらの馬には見向きもせず、前の馬の争いに意識を集中。

これが完全に「功を奏しました」。
結果的に先行好位にいたアスコリピチェーノ
コラソンビートと中団後ろから追い込んだ
ステレンボッシュの3頭だけを“ロックオン”。

この3頭の争いを詳細に伝えきることができました。


改めて「元N〇Kアナウンサー」の“真髄”を
見聞きしたような気がしました。

秋華賞のときもそう感じたのですが、
三浦アナは「取捨選択」が本当に“適切”。
どこをどう切り取って伝えるかが群を抜いて「うまい」。

時には1番人気馬の追い込みに『きたきた!』と
小林アナを彷彿とさせるような盛り上げ方もするし、
【硬軟織りまぜる】ことのできる人だなと。


今回は“硬”の部分を存分に発揮。
上位争いは前にいる馬と読んで、後方の馬は「捨てた」ことで、
上位3頭の抜け出しをキッチリとらえきりました。

先週チャンピオンズカップで【見間違え事件】がありましたが、
その汚点を“修復”するかのような実況に、
「三浦アナがいれば“第2”は大丈夫そうだな」
そう感じた自分がいました。



来年はより多くの関西GIを実況してくれそうな三浦アナ。
N〇Kで培った技術を来年も存分に魅せてほしいと思います!