人気NFL解説者が下した決断は【残留】だった


NYポスト紙アンドリュー・マーチャンド記者が、
現地28日CBSトニー・ロモ
NFL解説者契約を更新したことを報道


気になる“ギャラ”
“5年以上の複数年”契約で年俸1700万ドル
ジョン・マッデンが手にしていた
年俸800万ドルを大きく上回り、
NFL解説者史上最高年俸を更新した

ちなみに先日FOX Sports
Mountain Westカンファレンス
新規放映権契約を締結したが、
コチラは年俸1500万ドル
ロモの年俸よりも低い…!


ESPNがロモにオファーをかける」―
そのウワサが流れてから、CBSもロモ自身も
大いに悩んでいたと思われる。

アメリカは契約社会が全て。
ギャラの良いところと契約を結ぶのが通例で、
某日本人MLB投手のような願望重視の契約は
まずもってあり得ないに等しい。


NYポストの報道によると、
CBSは「ESPNが年俸2000万ドル
ロモに契約オファーをかける」と想定していたそう

しかしSports Bussiness Journal
ジョン・アワランド記者はこうツイートしている。



『情報源によると、ESPNはロモに正式オファーしていなかった
もちろんESPNはロモに興味を示していたが、
オファーをするまでには至らなかった


ESPNはオファーをかけるどころか
オファー自体させてもらえなかったということか。

それだけロモ自身がCBSに愛着を持っていたか、
CBSの熱心な誠意がロモに伝わっていたか。

いずれにせよESPN
“競り”の舞台に上がれなかったことは
間違いなさそうだ。


これでCBSは向こう“5年以上”は
ロモのNo.1解説で安泰となる。

またCBSのゴルフ・PGAツアー中継、
とりわけ「AT&Tナショナル・プロアマ」では
“スペシャルリポーター”的な形で
ロモが自身のゴルフ競技を“解説”することも可能w

ロモと巨額の“残留”契約をまとめたことで、
来季は安心してSuper Bowlシーズンを迎えられそうだ。


一方“大魚を逃す”どころか、
“釣り糸さえたらせなかった”ESPN
Monday Night Football解説者探し
再び振り出しに戻った。

以前も当ブログで書いたが、
ボガー・マクファーランド単独解説は、
とてもじゃないが“顔ではない”

有力候補のひとりだったドリュー・ブリーズは、
2020シーズンもセインツQBとして活躍することを決め、
ロモとは交渉のテーブルにもつけず。

トム・ブレイディがペイトリオッツを出て
他球団のユニフォームを着用しないと決心したら、
交渉に臨むチャンスが出てくるだろうが、
現状は課金制ネットストリームサービス
ESPN+でオリジナル番組を配信している
【Omaha!な人】が最有力となるのだろうか。

有力解説者かつ“メディア的に強い”人材を見つけない限り、
今後の放映権契約更新交渉でESPNが希望するとされる
【ABCでのSuper Bowl放映権取得】を含めることはできないだろう。