エミリア・ロマーニャでの食事。
この日は、ミシュラン一つ星のリストランテ、エルバ デル レ に行ってきました。
一つ星のお店は、やはりどの店も、内装も個性的なお店が多く、この店でも、やっぱり
トラットリアなんかに比べると、ある意味、イタリアらしくないっていうか、個性溢れる内装に
なっています。
とりあえず、お酒があまり飲めない僕も、エミリアロマーニャ州といえば、有名な
発泡性のワイン、ランブルスコがあるので、グラスでいっぱい頼みます^^
なぜ、ここのお店に来たかっていうと、イタリアに来て、知り合ったコックのIさんが、
以前働いていたことがあるってことで、いいお店だと聞き、来てみたのですが。
お店に入って、そのことを伝えると、みなさん
「あいつはブラボーなコックだった!」
と口をそろえて言っています^^
そんないきさつで来た、このお店で注文した料理は、コースで、
Menu Tradizionale(伝統的メニュー)です。
ただ、やっぱりそうは言っても、ひとつ星のお店。 ただ、そのまま出すのではなく、
その裏側には、一手間、二手間もかけたことが、よくわかるような料理ばかり^^
まず出てきたのは、いきなりサービスしてくれたようで、本来コースには着いていない、
スツゥッツィキーノ。 アミューズのようなものですね^^
前菜は、この地方の特産、クラテッロ ディ ジベッロ。
このうまさもさることながら、極限まで薄くスライスされたこの生ハムには、度肝を抜かれ、
食べ終わったあとに、その感動をカメリエーレに伝えます。
「クラテッロがうまいのは、僕も知ってる! でもこの薄さで出してくれたところが、
ほんとに最高だと思う^^」って^^
するとさっそく、カメリエーレの方がシェフに伝えてくれたらしく、出てきてくれて、いろんな話を
しながら、食事をこの先進めていくことになります。
ちょっとした、パンの器も、なんだかお洒落ですね^^ もちろんこのパンも自家製です^^
プリモピアット。
シェフが、直接持ってきてくれた、このお皿は、トルテッリーニ イン ブロード ディ カッポーネ。
去勢鶏のブイヨンのトルテッリーニです。
これも、エミリアロマーニャでは、欠かすことのできない、伝統的な料理のひとつ。
さて、そのお皿を、このレストランでは、どう特別なものにしているのか。。。
シェフが、語ってくれます。
「これも、この地域では、ものすごく伝統的な料理です。 もちろん、トルテッリーニは
ひとつひとつ手作りなのは当然。 私達のこの料理は、このブロードに秘密があります。
それは、ゆっくり時間をかけて、このブロードを2日間かけて、元の量の3分の1にまで
濃縮させているんです。」
ほんとに、手間かけすぎなんじゃないかと思うくらいの贅沢な一品ですね^^:
セコンドピアット。
これは、ボッリートミスト。 いろいろな肉をブロードでことこと柔らかく煮込んだ料理です。
手前から、鶏肉、アキレス腱、コテキーノ、ザンポーネ(この二つは、詰め物にした肉です^^)
牛肉、 牛ほほ肉。
それぞれに、違ったタイプのソースが用意されています。
いろんなお肉がありましたけど、そのやわらかさには、驚きました。
特に、アキレス腱。 アキレス腱は上手に柔らかく煮るのは意外とむずかしいんです。
シェフ曰く、
「これは、低温で、48時間調理するんだ。 僕は、大事なのは、伝統的な事を忘れないことと、
テクニックを知っていることだと思っている。」
なるほどねぇ。。 イタリアにも、こういう料理馬鹿がいるんですね^^
でも、ほんとに親切で、調理法の細かい部分まで、ぜーんぶ教えてもらっちゃいました^^
得した気分w
最後はドルチェ。
これもサービスです。 生クリームと、マスカルポーネと、ヘーゼルナッツ。 真ん中には、
モデナのバルサミコ酢です^^
そして、なぜか最後に食べたのは、ズッパ イングレーゼ。
これは、ここまでで、満足しちゃった僕が普通に食べたかったから、食べたドルチェ^^
お腹いっぱいのはずなのに、何故食べれるのか、不思議です!
食事を終えて、カフェしているときも、シェフが来てくれて、いろんな話を聞かせてくれました^^
ほんとにいい人です^^
最後にみなさんにおいしかったと伝えてくださいと言うと。
「それは、直接言ったほうが、みんな喜ぶと思うよ^^」って言って
厨房の中も見せてくれました^^
やっぱりこういう経験ができるのは、コックならではの特典なのかもしれないです^^
料理ももちろんだけど、この日は、もっといろんな経験ができて、
楽しい夜を過ごせました^^







