ヴィアレッジョの熱い夜から、数日たち、そろそろ以前から、考えていた、休み中の小旅行を
決行しようと計画を練り始めた。
って言っても、大体の行きたい場所と、大体の滞在期間。 あとは、貧乏一人旅ってこともあり、
いかに安いホテル(ユースホステル)があるか?って言ったような事。
たったそんだけ?って思うかもしれないけど、いつも行き当たりばったりで、なんとかやっている
僕にとっては、壮大な計画。
いや、もはや、「イタリア料理人、Hachikoの貧乏さすらい一人旅!」 なんて言う
企画を立てたような気分に僕自身なってるんだけれども。。。
前日に、次の日に泊まるとこだけ予約し、あてにならないイタリアの、電車の時間を確認し、
何かを成し遂げた気分になり、一切の用意をする事もなく、次の日からの旅に
心をトキメカセながら、床についたのです。
もちろん、頭の中では、明日のイメージを膨らませ、こうして。ああして。。。って
考えるつもりが、いつものように、3分くらいで夢の中。
朝起きると、時間は、5時半。 住んでるCastellinaから、最初に行かなければならない
Firenzeまでのバスの出発時間まで、あと、45分。
いつ頃からか、良いも悪いも、焦ったり、ばたばたしたり、そういうのをしなくなった僕は、
あと45分もあんじゃん^^ と、あと10分寝ます。
・・・・・・・・10分後。
用意を始めます。 やり始めたら、早いんです。恐ろしく、でも大体ですけど。
男って、楽ですからね^^
バスの時刻の1分前にバス停に着き、計算どおりの5分遅れで、バスが到着。
ちゃんとここまで計算してるんです^^
さてさて、まだ外は暗いし、バスは揺れるし、1時間半の道のり、当然仮眠。
・・・・・・ 「着いたよ。」
バスの運転手さんが、僕を起こしてます。
(おおおおお! もう着いてるやん!!!)
バスの乗客はもうみんな降りています。
俺が降りないことには、停留所が混雑してしまいます。 さすがに、急がなければ!!!
急いで、バスを降りて、フゥっと一息^^
さっそく昨日、電車の時間やらなんやらメモして、入れておいたちっこいスーツケースを
開けなければ^^
(ふふふ^^ 昨日用意したものが、もう俺の役にたつときがきたぜ^^)
と思い、開けようとします。
マ! バッファンク~ロ!!!
日本語訳(なんてこったい! 注:意訳です。)
完璧だと思っていた計画に、一つの大きな落とし穴が早速待っていました。。。。
(スーツケースの鍵、忘れた^^:)
僕は馬鹿者です。 ただの、馬鹿者でなく、救えない馬鹿です。
途方にくれた僕は、そのまま、とりあえず、パニーノを食べに行くことにします。
もう、心に誓います。 もっと、ちゃんとした人間になろうと。。。。
せっかくのスーツケースも、開かないんじゃ、このまま旅に行っても、数日間、
単なる箱を持ち歩きながら、一帳羅で旅してるようなものです。
残念ながら、明日からにしよう。。。 そう思い、パニーノを頬張りながら、
予約していたホテルにとりあえずキャンセルの電話をすることにしました。
マドンニ~ナ!!! サンタ!!!
日本語訳(まじかよ~~~~~!!!!! 注:意訳です。)
携帯ないっす。 ないんです。
確実にポケットに入れた、朝バス停に着いたときに、1分前を確認した、その携帯が。
(ん~これは、、、間違いなく、バスん中だな。。。)
馬鹿者です。 僕は。 死んでも治らないのは、必至です。。。
でも、めげないです。 種類は違っても、このくらいの壁は乗り越えたことあります!!
お世話になった人にも言われました。
「一度目の失敗は、成功の素。 二度目からは、ただの馬鹿だけどな。」
よし、とりあえず、チケット売り場にある、案内所に行こう!
案内所にて・・・・
僕 「あの~すみません・・・ 多分携帯バスの中に落としちゃったんですけど・・・」
おじさん 「あー。じゃぁここに電話してみて。」
以上。
適当なとこがイタリアらしいですねぇ^^
公衆電話で電話すると・・・
僕 「あの~バスの中に電話落としたんですけど、ついさっき、カステッリーナから、
フィレンツェに着いたバスです。」
おばちゃん 「探すから、20分後に電話かけてね~。」
希望が見えてきました^^
20分後。
僕 「さっき電話した日本人なんですけど・・・見つかりました??」
おばちゃん 「あったわよ^^ この住所まで取りに来てね^^」
僕 「ほんとに?? よかった^^ グラッツィエ!」
この時ばかりは、神様ってホントにいるんだなと思いました!! ありがとう!!!
さっそく、インフォメーションで住所検索^^
インフォメーションに行くと、優しいおじさんが、「すぐ近くだよ^^」と言ってくれました^^
携帯落としたんだよ~って言うと、
おじさん 「アッチデンティ! 日本語訳(それは大変!) 意訳。」
見つかってよかったけど、 まじで、アッチデンティッシモ だったよ。
ちなみになんとかッシモってつけると、すごい~って意味になるみたい^^
イタリア人よく言ってますよ^^
やばい→鬼やばい 大変→まじで、ありえないです!!! みたいな感じ。
地図では近いけど、歩くと、意外と遠いですよね。
しかも、ガラガラと、ただの箱を引いてると尚更です。
住所の場所に着くと、おばちゃんが、これでしょ?^^っと出してくれました^^
書類にサインをして、無事に手元に携帯が戻ってきました^^
この失敗を糧に、明日から、もう一度出直そう!
そう心に誓い、次の日の再出発に思いを浸すのでした。。。
さて、それはそうとして、、、
これから、どうしよう。。。
Castellinaへの帰りのバスは、夕方の5時50分。。。
その間、僕が何をしていたかは、ご想像におまかせします。
