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Steamストアページ→「Don'tStarve」

 

 以前はPS4でプレイ出来るコンソールエディションをプレイしていましたが、今回はPC版ドンスタのDLCについての感想を記しておこうと思います。因みにDLCは有料となっています。今回購入するDLCは無印版のドンスタのみ導入出来るDLCです。現在は、以下の3つのDLCが配信されています。

 

・Don't Starve:Reign of Giants

・Don't Starve:Shipwrecked

・Don't Starve:Hamlet

 

 ※無印版のDLCを導入する場合、PCのスペックが低い場合はかなり処理がしんどいことになります。これはマルチプレイ対応の「Together」でもいえる事で、処理落ちがゲーム進行において致命的になる場合があります。攻略ウィキでも確認しましたが、カクツキ、ラグや巻き戻しという現象がおきます。※設定で低スペックのNPC対応に出来ますが…。

 自分も古いPCを無理やり使っているため、これに悩まされるはめになりました。普段は普通に歩き回れるんですが、他キャラが画面内にいる場合とかイベント発生している場合(敵対生物同士が争っていたり)、動きがカクカクし始めたり、キー入力と行動に時間差がおきます。コンマレベルではないラグなので、これが原因でゲームオーバーすることが多発します(敵に攻撃してもダメージが入るのが遅れるなど)。なのでDLする前に必ず推奨環境を調べて自分のPCが余裕のあるスペックかどうか確認した方が良いと思います。

 

 まず無印のSteam版「Don't Starve」については以前ブログで感想を書いていますので、そちらをご参照ください。全く参考にならないブログですが…。プレイした感覚ではPS4のコンソールエディションよりも更新が入っているせいか、色々と追加されているものがあります。以前書いたように、満月時活動が出来ますし、海の漂流物を釣り上げることも出来ます。※他にも色々と

 

 PC版の無印はPCのスペックが多少低くてもそんなに問題を感じないのが良い点かなーと思います。ただ、上記に書いている通り、DLCによっては動きが悪くなる時もありますし、たまに変なバグが起こってしまうと、オートセーブだということもあり、今までのプレイが一瞬でパアになることもあります。

 これまでプレイしていて私は二度程、地下探索中に変な挙動になってそれからデータが消えてしまったり、読み込まなくなったりしました。1000時間以上プレイしてのバグなので頻度と言えば多くはないかもしれません。

 

 

 

【Don't Starve:Reign of Giants】

 

 

 DLCを追加するとゲームを始める時に選択肢が出ます。ここで無印かDLC込みのプレイかを選択します。このDLCは無印に色々とプラスされているバージョンです。難しさで言うと、あんなに難しく感じた無印がヌルく感じる程です。始める前に色々とオプションで設定をいじれるので、一度プレイして無理っぽい所は調整した方が良いです。下記の感想は設定をいじらずプレイした感覚で書いています。※設定でいじると日本語化MODを利用している場合文字化けする項目があります(スモールテクスチャを有効にした場合)

 

 

・キャラクターの追加

 

 使用キャラが2人増えています。

 

・冬以外の季節の追加

 

 

 無印では気候の違いと言えば冬が寒いというくらいのものでしたが、四季の変化がはっきりと現れるように調整されています。春は雨が多く、体やアイテムの「濡れ度」が追加されています。濡れ度が最高になると道具が手から滑り落ちやすくなったり、体が冷えてしまって正気度がどんどん下がっていきます。体を早めに温め、乾かすために焚火の前に居続けたりして時間をとられがちです。雨と雷対策の装備やアイテムが必要になります。絶対必要というか、あれば大分楽になるのです。

 

 春にあたる季節には雨と共にカエルが大量に降ってくる場合があります。カエルはいつも通り、一匹を攻撃してしまうと周りのカエルもいっきに襲い掛かってくるため、罠を作って取るのが安全です。マイナス点もありますが、カエルはかなり利用出来ます。

 

 いつもは黄色い普通の蜂が蜜を集めていますが、春はキラーバチに似た体色に変化しています。この状態のハチは側にいる者はなんでも襲ってくるので要注意となります。自作の巣箱の蜂も同じです。養蜂をする場合は置き場所も工夫します。

 

 春はウサギの巣穴が閉じているため、ウサギを捕まえることは出来ません。

 

 

 夏は暑さが異常なため、吸熱炉という涼むための焚火のようなものが必要になります。冬だけのアイテムとして使っていたヒートストーンは、サーマルストーンと名をかえ、夏は冷やして使うようになります。そして冬の間に出来る氷を保存して利用し、暑さを凌いだりします。

 異常な暑さによって植物は枯れ、あらゆるものから火が出ることがあります。拠点のものが燃えると大変なことになる場合もあるので、煙が出始めた段階で体をはって消したり、氷を飛ばす機械をクラフトしたり、水を飛ばす方法で消火します。基本的に火事が起こるのは自分がいる付近だけなので、拠点から離れて夏を過ごすという手もあります。

 

 

 秋は無印の冬以外の季節といった感じで一番過ごしやすいです。無印にはないバーチナッツの木が紅葉して、大きくなるとナッツが最大2個取れます。バーチナッツは切りすぎると毒バーチナッツの木に変化し、バーチナッツァーとかいうモンスターを出し、近くにいる者を攻撃し始めます。切り倒したり燃やしたりするかで倒せますし、時間経過で元のバーチナッツの木になります。毒バーチナッツに変化するのは冬以外なので、別に秋だけではないようですが、私は大体秋に伐採しているので秋にしかまだ変化したのを見た事がないんですよね…(笑)。

 

 

 

・季節ごとのボスモンスターの追加

 

 無印の時は冬だけディアクロプスというボスモンスターが出てきましたが、RoGでは季節ごとに現れるボスモンスターが存在します。「すごいうなり声がする」とプレイキャラが言い出すと現れるアレです。(どのボスモンスターもうなり声が聞こえてきてから出現する)

 

 

 春は「Moose/Goose」が現れます。※画面内に建造物が3つ以上あることが出現条件らしいです…が。この巨大鳥はどうやら卵を産むために出現するようです。卵も巨大で電気を帯びています。これが孵化すると5羽のモスリンが誕生します。親鳥は近付くと威嚇?のような行動をとり、ジャンプしながら追いかけてきます。モスリンが生まれると姿を消しますが、モスリンを攻撃しようとすると親鳥はすぐさま現れます。成長段階で毛の色が変わったモスリンも攻撃的になったりします。

 

 「Moose/Goose」の攻撃方法は立派な角で突くこと…そして近くに建造物があればそれも破壊しようとします。

 

 

 夏に出現する「Dragonfly(ドラゴンフライ)」。溶岩を吐き出し、燃えて出た灰を食べるボスです。灰を20個食べると眠るそうです。何もしなければ攻撃はしてこないようですが、激怒状態になるとかなりヤバイボスです。移動速度が速いため、一度目を付けられると逃げるのが大変です。しかもドラゴンフライは火の属性なので、炎の範囲攻撃と、近付いただけで燃えてしまうという厄介さです。雨や凍結する武器での攻撃で対処すると良いそうですが…。

 

 それと眠りの耐性はないようですので、戦うなら眠る状態にして隙を作るのも手だと思います。

 

 

 

 秋に出現するのは「Bearger(ベアーガー)」です。兎に角食べられるものを食べまくっています。ハチミツが好きなようで、蜂の巣に優先的に寄っていくそうなので、養蜂している場合は色々と気をつけた方が良さそうです。というか、道端に落ちている食べ物はなんでも食べるし、チェストや冷蔵庫も破壊して中身を食べてしまったりするとか…。

 

 敵対していないうちはある程度距離をとって佇んでいるだけで攻撃をしてくる気配はありませんが、近付いたり攻撃したり、食べ物を横取りしたとみなされるとものすごい速さで追いかけてきます。前足で攻撃してくるものの他、地面を叩く範囲攻撃もやってくるため、戦う時は距離を取らないとかなり大きいダメージを受けてしまいます。この範囲攻撃は木を倒し、植物は根こそぎ抜け、建造物は崩壊してしまいます。※牙の罠は範囲攻撃されても無効化されない様子

 

 

 

 

・バイオームと植物やモブの追加

 

 様々なモブ、植物が追加されています。バーチナッツはすぐに分かる変化ではないでしょうか。それと追加されているバイオームにはそれぞれ追加されたモブや植物があります。

 

 砂漠(Desert)バイオーム・・・タンブルウィードという転がる草が出てきます。これを調べると様々なアイテムが手に入ります。ハウンドの巣は巣を壊さないうちは倒しても一定時間でハウンドが復活します。サボテンがあり、夏には花が咲きます。ハゲワシや電気ヤギなどの新しいモブもいます。

 

 落葉樹林(Deciduous Forest)※バーチナッツの森・・・切株(ホロウスタンプ)にキャットクーンというモブが住んでいます。それとグローマーの像というのがあって、満月の夜になると花が咲きグローマーというモブ(?)が出現します。花を入手するとグローマーがついてきます。花がある場所にグローマーを移動させることが出来ます。

 

 

・その他の変化

 

 以前と変化したことが多くなっていますが、すぐに感じるのは捕獲した生物に対応するエサを与えないと餓死してしまうことではないでしょうか。現実的と言えば現実的です。他には季節が追加されたことでアイテムに耐性の設定がされたり耐久値が設定されたり…。様々なことで無印との違いを感じることが出来ます。より歯ごたえのあるサバイバルがやりたい人は是非やってみて欲しいです。

 

 地下洞窟ですが、地上の気候の影響を受けます。地上での気候対策は地下でも必要となるので、準備してから入り込むことになります。

 

 

 

難易度の高いDLC「SHIPWRECKED」「HAMLET」

 

 

 

 他二つのDLCは、かなり違う雰囲気になっています。一部本編とシステムが同じ部分もありますが、ストーリーが違うといった所でしょうか。これを導入してから本編プレイすると多少DLCからの影響が出るようになっています。

 

 各DLCについては本編よりも難易度が高く、こちらを先にプレイすることはオススメ出来ません。公式のストアにも書いてある通り、本編を十分遊び慣れてからの方が良いと思います。それでも難易度は高く感じるのではないでしょうか…。

 

SHIPWRECKED・・・南国の海が舞台のストーリー。船を作って各島々を渡り資源を集め、4つの季節を乗り越える準備をします。

 

HUMLET・・・南国のジャングルが舞台。貴族のブタの街を調査し、古代のブタの遺跡調査などをしつつお宝さがしをします。オインク硬貨という貨幣で買い物が出来ます。サバイバルだけではなく、経済活動をするドントスターブです。

 

 

 上記でざっと説明した通り、本編とは結構内容やバイオームが違います。しかし各世界を行ったりきたり出来たりもして全く関連性がないというわけではありません。

 ストーリーとは言いましたが、やはり基本的には過酷な環境を生き抜くサバイバルです。最初のうちは死にながらその世界観を理解していくのは本編と変わらないです。

 

 難易度はかなり高いですが、ドンスタの雰囲気が好きという方には色々な楽しみ方が出来るため、良質のDLCではないかと思います。誰にでもオススメ出来る…とはいきませんが(苦笑)、この世界が好きで、もっと遊びたいという方は是非遊んでみて下さい。少しでも気を抜くと、これまで積み上げてきたものが全部パァになるという尖った内容は変わりませんので…(苦笑)。