吾輩は猫である。
名前はシロ。
主人が打ち拉がれて帰ってきた。
夜中ゆえ、出迎えたのはシロだけである。
どうやら、主人は、主人が信じる本命場所でサクラマスを狙ったが、釣果がなかったようである。
釣れたのは、チビアメ1尾のみだという。
今年は、鰯が多く、凪が続いていたせいもあり、サクラマスが本命場所から沖に去っていたようである。
この場所で、これだけの人が釣りをしていて、サクラマスが1尾も上がらないとは、正直ビックリだったと言う。
凪がはじまったばかりのゴールデンウィーク前は爆釣だったと聞き、更に悔しかったようである(T_T)。
まあ、こんなものだ。
札幌から220kmも離れた釣場、気軽に行ける前浜ではないのだから、やむを得まい。
しかし、この釣場、昔に比べて釣人が異常に増えたという。
主人が、昔、ここで、初めてサクラマスを釣った時は、釣人は居ても2〜3人だったという。
来年以降は、この場所に入れないかもと感じたようである。
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今回は、前日に温泉を楽しんでから
釣りを始めたが、天気を見誤り、釣り翌日から3日間連続雨が続くようになってきたので、帰ってきたという。
このため、5月中タイミングが合えば、また行こうと考えているようである。
ただ、少し嬉しかったことがあるという。
羽幌町にある「北のにしん屋さん」で海鮮丼を食べたことだという。
甘エビ、タコ、ホタテ、サーモン、白身(ヒラメ?)、カズノコ、ウニ、アナゴ?、アワビなどがのって2,300円だという。
※酢飯なので、100円加算されてます。
午前11:00から午後2:30までの短時間の食堂ではあるが、インバウンドがもてはやされる中、お財布に優しく、日本国民に愛されるべきお店であろう(^.^)。
このため、開店と同時に満席である。
タイミングが合って、若干待っても良ければ、お勧めしたいお店の1つだという。
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因みに、隣接したお土産屋さんで海老を購入したという。
多分安いという。
これを家族と一緒に食べたくなって、主人は帰ってきたのかもしれないとシロは思うのである。
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これ以外に、昔から知ってはいたが、入る機会がなかった国道232号線沿いの苫前町と小平町の境付近にある「ドライブイン さわ」と呼ばれるお店に入ることができたと言う。
お目当ては、味は素朴だが、大きめの「とんかつ」だという。
昔から有名だという。
店主から、写真を上げるなと言われたので、掲載しないが、値段の割に大き目なトンカツが魅力的な店だという。
日本におけるドライブインは、絶滅を危惧される存在なので、味はともかく、日本の昭和を懐かしく思われる方には、お勧めのお店だという。
·······
今回の釣行は、釣行と言うより、行きたかったごはん屋さんと温泉を楽しむロングドライブになったようである。
主人はルアーを投げ過ぎて、身体中が痛いが、少しは気分転換になったようである。
とりあえず、主人があまり無理せず、無事に帰ってきて一安心のシロである。
byシロ