吾輩は猫である。
名前はシロ。
名前はシロ。
主人が鮭釣りに行って来た。
いつもの釣り道具屋のお兄さんが、「伊達に鮭が入ってきたみたいですよ。」との言葉がきっかけで胆振の鮭釣りに出かけたと言う。
結果は、坊主だという。
気仙川、黄金漁港で竿を振るも、主人が見てた範囲ではゼロだと言う。
跳ねやモジリも見えなかったという。
近くのチマイベツ川で、今日は1尾釣れただけのようである。
伊達の気仙川に居た地元釣師は、先週は何尾か釣れてたが、それだけだという。
地元釣師は、週の半分位は気仙川に通っているが、今年は未だゼロだと言う。
今年の胆振地方の鮭釣りが、海水温が高いため、如何に厳しくなっているかを、主人は、理解できたという。
仕方がないから、時期的にちょっと早いけど室蘭港でロックフィッシュをやってみるかと立ち寄ると、少し離れたとこで釣人がタモを立てていたという。
ヮ(゚д゚)ォ!。
えっえっえっ、である。
釣れたのはミノーをガッツリ咥えたワラサ(60〜80cm)である。
主人
「おめでとうございます。」
釣人
「ありがとうございます😊。あの〜、ペンチお持ちなら貸してもらえませんか?」
主人
「いいですよ。使ってて下さい。私も準備しますので、隣に入って良いですか?」
釣人
「どうぞ。どうぞ。」
········
主人がワラサ用のタックルを車で準備して戻ると、その釣人、また竿を曲げてるではないか。
ヮ(゚д゚)ォ!
どうやら、かなり大きいか、スレがかりのようである。
近くまでよったので、海面を見れば、腹にかかったスレがかりである。
外れそうである。
主人
「タモ入れ手伝いますか?」
釣人
「お願いします。」
冷静にタモの柄を伸ばし、静かにタモを魚の下に入れ、魚にタモに入って頂いた。
上げて、堤防においた時には、針が外れたという。
間一髪セーフだったという。
主人
「おめでとうございます。」
釣人
「ありがとうございます😊。」
·····
主人は、すぐにロッドを振り、ワラサを狙い出した。
ただ、回遊魚ゆえ、広い室蘭港の中を素早く泳ぎ回っているため、既に、ルアーが届く範囲には居なくなったようである。
残念。
青物狙いはこんなものだという。
隣の釣人も、再度竿を振り出すも、まるで当たりがなくなり、数十分後には、帰り支度を始めたという。
·········
釣人
「魚、いりませんか?」
主人
「いります。······えっ、頂いていんですか?」
釣人
「タモ入れしてくれたんで。」
主人
「タモ入れで、魚を頂くなんて······」
釣人
「昨日も、〇〇で3尾釣って、近所にも配ったし、きょうも2尾釣れたんでいいですよ☺。」
主人
「すみません。お土産も欲しかったので、ありがたく頂きます。」
頂いた魚はこれである。
59cmのワラサ(イナダ?)である。
主人は感謝で、一杯である。
·······
お天道様が高くなったので、少し仮眠してから、白鳥大橋と、今日、室蘭港に入港した豪華客船レガッタを見に行ったという。
これだという。
····
ここで、ふと主人は、今日は家族で外食する予定を思い出したという。
明日の朝まで釣りをすることを諦め、後ろ髪を引かれる思いで、帰途についたという。
今日の外食は、ファミレスのCOCO'Sだという。
なんでも、アニメの呪術廻戦とのコラボ期間で、次女様が、その景品を欲しいので行くという。
う〜ん(^~^;)ゞ。
今週2回目のファミレスのCOCO'Sだという。
主人としては、焼き肉か寿司のほうが良いのだが·········
主人よ、諦めろ。
シロは留守番で、いつもの総合栄養食である。
人に誘われ、食べられるだけ、ありがたいと思わないといけない。
シロに諭され、渋々の主人である。
でも、楽しかったという。
今日も良き1日である。
byシロ