吾輩は猫である。

名前はシロ。


主人が、ちょっと頸が良くなったので、また釣りに行った。

狙いは静かなマイカである。


兜千畳敷と弁天島と渡り歩いたが、残念なことに坊主だったという。


使った仕掛けはこんな仕掛けだと言う。



このテイラーと言うイカ針部分にササミを巻き付けて、投げ竿や硬めのルアーロッドで、沖目に投げ込んでウキ釣りでマイカを釣る仕掛けだと言う。


要はマイカのウキ釣り遠投仕掛けである。


まあ、棚糸を調整すれば10m位の棚なら狙えるらしい。


個人的には、過去に数十杯のイカを釣った実績もあり、優れた仕掛けだと思っているが、なんせ18年位前に作った古い設計の仕掛けだと言う。


昨日、10年ぶり位に使ったが、坊主だったという。


今回は、周りも殆ど釣れて居なかったので、あまり気にしてないが、最近の仕掛けがどんな風になっているか気になる主人である。


なんせ夜釣り、隣の仕掛けを盗み見ることも出来ないという。


主人よ、実績ある仕掛けなんだから、イカが居れば、釣れるはずさ、信じて頑張れ。


でも、シロはイカを食べられない。


何故かって?


昔から猫はイカを食べると腰を抜かすと言われているからである。



要はシロには、関係ないことである。


byシロ