吾輩は猫である。

名前はシロ。


主人が、ヤリイカが釣れないか、状況を把握するために小樽に行って来た。


天気予報では強風が想定されている小樽の南防波堤に脚を運んで見たという。


主人は風が強いとイカ釣りに良い思い出がないにも関わらず、諦めきれず行ってきたみたいである。


現地に着いてみれば、天気予報程ではなく、釣りが出来ないほどではないが、やはりイカ釣りには厳しい風に感じ、イカ釣りの釣り人は1人しか居なかったと言う。


主人は小樽港の南防波堤は見込み薄と感じ、風裏になる小樽港の奥側の状況を見ることにしたらしい。



小樽港の奥を覗いてみれば、風もなく非常に釣りやすい状況だったという。


さらに、シャクリ機を据えている人が居たという。


どうやらニシンを狙っているようだったという。


いきなり1尾釣れてたという。


主人は、あり合わせの釣具でニシン狙ってみることにした。


柔らかすぎる竿で若干釣りづらいが、なんとか今年初のニシンが釣れたという。



大きいのは尺オーバーだという。

春の3魚、カレイ、ホッケ、ニシンが、今年もやっと釣れたと主人はホッとしたようである。

次は春のメインステージ、サクラマスだと主人は意気込む。

シロは思う。

良かったな。出来ればシロが好きなガヤかカレイを釣って来ておくれ。

byシロ