吾輩は猫である。
名前はシロ。
主人が今年2回目のサクラマスチャレンジに行って来た。
結果は坊主である。
島牧村の泊川河口一帯は雰囲気がよく、鮭稚魚がかなりおり、鮭稚魚が引っ掛かってくるし、さらに、それを狙う大きめな魚のモジリが数多く見えるにも関わらず、見渡した限り、サクラマスは0であったという。
諦めきれない主人は、島牧村と寿都町の境の磯にもチャレンジするものの、ここでもあえなく玉砕したという。
仕方ないから寿都町と蘭越町の境にある永澤商店で、ソイとニシンを買って帰ることにしたという。
途中、ゆべつのゆに入って、堀株川か玉川に寄ろうかとも考えたが、次女様の晩御飯を作るのを優先して帰ってきたという。
主人は、やっぱり今日は最初から積丹の玉川かポン茂岩辺りに入れば良かったかなと少々自己嫌悪に陥っているようである。
帰り際、まだ少し早いが、畚部川や小樽南防波堤にも立ち寄ってみたものの、誰も釣れていないようだったと言う。
4月20日も過ぎれば、例年道北のサクラマスも上向くのが常。
もうじき主人が好きなポイントが本番である。
今年も釣れるとは限らないが、今は多少の慰みにはなるだろう。
御飯を食べながら、主人の愚痴を聞くシロは、結構大変なのである。
byシロ