吾輩は猫である。

名前はシロ。


主人が島牧へサクラマス狙いで行った。


タイトルから坊主であったことは、明白である。


千走川(ちはせがわ)河口、泊川河口、江ノ島海岸で竿を振ったが1度当たりがあっただけで、終わったという。


その後、車の中で仮眠し、ゆべつのゆに行ったという。



温泉には、多くの釣り人が来ているようだったという。


来ている車の多くに釣り具が乗せてあることから分かったという。


ここで、入湯後、昼食に650円のしょうゆラーメンを食べ、母様が好きなニシンの切り込みを買い、帰途についたという。



安くて美味しいラーメンだったという。

主人は言う。
島牧には、幾度となく通っているが、未だに釣果0である。

積丹でも、小樽でも、道北でもまあまあのサイズの鱒類を釣っていると言うが、島牧では何も釣ったことがないらしい。

ただ、寿都に「ゆべつのゆ」があるから、ビッグサクラマスの夢を諦めきれずに、島牧に行く気になるという。

その「ゆべつのゆ」が来月から値上がりして、入浴料が500円から600円に上がるらしい。

インフレ世相の中、値上げ幅が小さく、凄い努力を感じたという。

シロから、一言。
単に主人が下手なだけである。

ただ、「ゆべつのゆ」は、間違いなく良い温泉らしい。

釣りは、謙虚に向き合えば、いずれ釣果に結びつく。

主人は、まだ謙虚さが足りないようだ。

精進せえ。

byシロ