吾輩は猫である。

名前はシロ。


主人が、また釣りにいった。

また、クロガシラカレイだという。


主人は引退した隠居の様な存在なのだから、わざわざ混み合う日曜日に釣りに行かなくともよいのに、何故か日曜日にも釣りに行く。


理由を尋ねれば、魚ごとの旬な時季において、釣りに向く天気が良き日は、それ程多くないからだという。


シロは、「ふ~ん」と思うだけである。


午前4時半に出た主人は、大事なバケツを忘れ、取りに戻り、釣り場に着いたのは午前6時ちょっと前だという。


ぎりぎり駐車出来たと言う。

これで止められなかったら、かなり離れた場所から歩くか、帰るしかなかったという。

釣りに忘れ物はつきものだが、楽しい釣りとぼけ防止のためにも忘れ物をしないようにすることは大事である。

ただ、こんなに遅くに釣り場に着いたものの、好きな場所に入れたと言う。

でっ、釣果は
26cmから37cmのクロガシラカレイが7枚だと言う。

1枚は、主人が釣れてなかった早い時間に、心優しい隣の釣り人が下さったと言う。

ありがたや、ありがたや、である。

雌は釣れなかったが、煮付けにすると美味しい白子が、まだ残っているか微妙な雄ばかりだという。

それでも、楽しかったという。

3月も中旬である。
これからのクロガシラカレイは、外海の防波堤沿いから散っていき、港内でも釣れる様になるという。

そして産卵や放精後の荒食いが始まるが、味は少し落ちるという。

小樽のビッグボーナスであるクロガシラカレイも後半戦である。

主人は、今年も豊かな恵みに巡り会えたことに感謝して、クロガシラカレイの後半戦も1度くらいは行きたいと思うという。

まずは、自然の恵みに感謝である。ありがとうございました<(_ _)>。

でっ、シロのガヤは?

忘れたそうである。

やはり、ぼけが始まっている主人である。

主人の股ぐらで、ふて寝のシロである。

byシロ

主人の備忘録

小樽南防波堤の3月のクロガシラカレイ釣りタックル

○ロッド シマノ ボーダレスBB 495M-T(2016購入)

○リール シマノ アルテグラ1000(2016購入)

○ライン ナイロン フローティングライン 2.5号 10lb

○錘 3号両環錘

○ハリス 3

○針 13号カレイ針

〇餌 イソメ


このタックル、この釣りのために揃えました。軽くて使い易く、お気に入りです☺。