吾輩は猫である。
名前はシロ。
主人が竿振りの練習に行ってきたという。
この時期、あわよくば、アメマス、サクラマス、それにヒラメなどが釣れるかもしれない場所だという。
主人も投げる練習のついでに、釣れればラッキーで来たらしい。
ただ、誰も釣れてない。
よくよく海を眺めていると、なんか沖の方が騒がしい。
よく見ると大きなトドの群れではないか。
今日は期待薄だと思い、30分で練習を切り上げたという。
果報は寝て待てか。
シロも春を寝て待つことにしよう。
くれぐれもトドとは喧嘩をしないように。
勝てませんからね。
byシロ