吾輩は猫である。
名前はシロ。
主人がシロより早起きして出かけて行った。
どうやら、船のソイ釣りに行くことにしたらしい。
久々の凪での出港なので、ポイントにはソイが溜まっていると思い、ソイの「つ抜け」を期待しての釣行だった。
ただ、思ったより釣れなかったらしい。
どうやら、ホッケを釣りたいお客様が多かったらしく、船頭の合図は「○○mより下を狙って下さい」とソイ釣りでは、あまり使わない合図を頻繁に出していた。
ソイ釣りでは、こういうことがたまにある。
昔、古平から乗ったソイ釣りの船の船頭も同じ言い方を していたと言う。
結果、 客の要望から魚探でホッケを追い求めて、ソイ場から若干ポイントがずれることになって、ソイの釣果は伸びなくなる。
何で分かるのかと言えば、まるで根掛かりしなかったためらしい 。
お陰で、高い錘を一つもロストしなかったという。
主人はソイ釣りで、錘を1つもなくさないで済んだのは初めてだという。
さらに、主人はマッチ・ザ・ベイトを重視しているから、餌が大きく、ホッケが殆ど釣れない。
ただ、ホッケを釣りたい人は、ホッケを 肥料袋1~2袋分は釣っていたようで、満足した様である。
結果、主人の釣果は31~38cmのソイが6尾、ガヤ(蝦夷メバル)20尾、ホッケ2尾、シラミカジカ2尾(隣の方に献上)と、根魚の船釣りとしては、大漁と言うわけではないが、そこまで悲観する釣果ではなかろう。
主人は、ソイをメインにした釣りを考えていたので、若干釈然としてないようだが、シロとしては、好きなガヤが大漁ゆえ、良き釣行だったと思う。
乗合ゆえ、多数のお客様の要望を優先しただけである。
怒りのシロである。
byシロ
(主人の備忘録)
○ロッド シマノ シーマイティディノ 120S-240(2012年位に購入)
○リール シマノ 電動丸 プレイズ1000(2012年位に購入)
○道糸 PE4号
○仕掛け 自家製3本針胴付き仕掛け
○錘 150号
○餌 Mサイズ オオナゴ、マメイカ、ワカサギを各針に一匹がけ
リールは、最新の機種に比べて少し筐体が大きいですが、重さは545gと軽いので、個人的には、バランスのとれたタックルだと思っています。
3年ぶりソイの船釣りだったのですが、ソイの当たりと引きは、本当に楽しいですね。
昼の船の餌を使ったソイ釣りは、まずは、仕掛けを投入し、糸が真っ直ぐに下に向かう用にして錘を着底させ、着底後すぐに1m程度底を切ります。
因みにこれをやらないと根掛かりの山です。1回の釣行で船代位の錘を無くしたこともあります。
この状態で底を適度な間隔で確認しながら(底立ちをとる)、静かに当たりを待ちます。
因みに、船のソイの当たりは、ガヤのツンツンではなく、結構小さく、もぞっとした当たりが多く、これで合わせられるかが、勝負です。
これを逸すると根に潜られることが、増えます。
このため、空合わせも結構出てきますが、私の合わせは、竿を素早く立てると伴に電動リールを一気に最速にして数mは巻き上げた合わせをいれます。
この数mで掛かっていないのが分かれば、直ぐに落とし直します。
これらをクリアして、掛かっていれば、後はソイ独特の刺さり込むような強い引きを堪能できます。
今回は、10尾に届きませんでしたが、楽しかったです。
船頭さん、いつもありがとうございますm(- -)m。
*赤書きは、船の餌のソイ釣りで、私が大事にしていることです。