吾輩は猫である。

名前はシロ。


先日の大寒波が襲来した日に、主人と母様と長男様で、冬の旅に出かけて行った。


主人は、寒い時期に寒い地域に行くのが良いと言って、東北に行って来たようだ。


単に LCCの格安航空券が入手出来たから旅行に行ったのだが、主人は、さもあらんかのような言い訳を探すのが好きなようである。


ただ、大寒波と下調べが不十分だったので、順調な旅にはならなかったようである。


まずは、大寒波の洗礼を受けたようである。

札幌から新千歳空港まで3時間も要し、更に飛行機が5時間も遅延して、2泊3日の旅の初日は宿に着くだけで精一杯だったと言う。


冬の本州の旅館に泊まった母様は、その寒さに影響されて、自宅の暖房が贅沢すぎるといい、暖房時間を短くするようになったのは、シロにとって、正直、悪いとばっちりである。


2日目は、天候に恵まれ毛越寺、中尊寺金色堂を見て、猊鼻渓の船遊びを存分に楽しみ、仙台の有名な店で牛タン定食に舌鼓を打った様である。


中尊寺 月見坂(金色堂は写真NG)

猊鼻渓

牛タン定食

この日だけは観光したなと言う気分になったらしい。


3日目は、午前中のみ仙台市内の観光だが、伊達政宗公のお墓である瑞宝殿と青葉城址の伊達政宗公の銅像がともに改修中で、何をしに行ったのか分からなかったようである。


瑞宝殿改修中の掲示

修復中の伊達政宗公の銅像

下調べをしっかりしなかった主人に問題がありそうな案件である。
…………

旅から帰ってきた母様が、面白可笑しく旅の話をして、留守番をしていた長女様と次女様が愉しそうに笑っている。

そして最後に母様が言う。
冬の旅は、悪くはないが、異常気象時は、あまりお勧めしないし、見たい場所は、事前に見れるか否か確認しといた方が良いと言う。

シロもそう思う。


主人は反省至極である。
お疲れ様でした。

byシロ