今日はいよいよ退院です。
ちょっぴり不安はありますが、やっぱり嬉しい。あと数時間が待ち遠しいです
昨日夕方
担当医から最後の説明がありました。
講評です。
もうドキドキ
「病期の説明とかしてなかったので」
と仰るので
「知りたくないので大丈夫です」
と伝えたのですが、先生無双。話し始めた
だから一人じゃ聞きたくないのよ。先生。
「悲観する必要ないし、安心するから」
っておっしゃいますが、私はその上を行くネガティブさなんですけどね。
でも覚悟を決めて、先生のホワイトボードを使った説明をしっかりきき、疑問に感じていた事も質問出来たので良かったとは思います。
最初の皮膚科で、血管腫と思われ除去手術を受けた時点のメラノーマの深さは2ミリ。
その後、大学病院で病理の検体を取り寄せていただき、拡大切除術をした結果から、メラノーマの残存がなかったのでやはり2ミリで間違いない様子。
つまりは最初の皮膚科の段階で、
一応取り切れていたようです。
リンパ節や多臓器への転移はないので2期。
※ただし出血していたことから潰瘍があったと判断。
先生は特に説明されなかったけど、メラノーマの怖いところは垂直方向へ浸潤していくこと。
メラノーマだけ、病期分類は大きさではなく深さで判断されるのだと言われたことからも、納得です。
「2ミリは良くもないけど悪くない」
「最初の皮膚科で取り切れてることから、ごく限局した場所にしかメラノーマがなかったんだね」
「絶対じゃないけど、再発とか気にせず長生きもできるよ。スピリチュアル的に気にしない、ならないと思って生きていくのがいいんじゃない」と。
先生からスピリチュアルという言葉が出てくるとは思いませんでしたそっちがびっくり。
「メラノーマは昔から免疫細胞で抑えられるというのが経験的に多いガンと聞いたことがあります。ということは免疫力を上げ続ければ勝てますか?」
途中、何が言いたいのかわからなくなりながら質問。
「僕自身がん細胞は毎日作られてるはずだけど、免疫力で殺してる。ただ、メラノーマは出来た時点、ごく微細な段階で、すでに体中を移動してるとも言われている。それを免疫で抑えられればいいのだけど、メラノーマは自分たちは敵じゃないよと誤魔化すのが上手いガン。それを誤魔化されないようにする薬が免疫チェック阻害剤で、本当によく効きます。」
つまりはもうメラノーマが出来た時点、私の免疫力で作られないように出来なかった時点で、体のどこかにはあるかもしれない。
これにはすごくがっかりしたのだけど、先生から
「ストレス感じる必要はないし。普通に楽しく生きていくこと」
「僕は再発しないと思っています。長生きできます。」と。
先生、そんな風に言うの本当は難しかったと思います。
先生、ありがとうございます
やっぱりストレスって良くないと思うので、
次回緩和ケアの受診では、認知行動療法など考え方を変えていくような方法を習う予定となっています。