こんにちは、寒くなってきました。
週末はさらに寒くなるようです。
体調管理、気をつけましょうね。
今回の税理士試験結果をふまえ、改めて、
税理士資格試験を受ける目的というものを
自分なりに問うてみました。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得して
税理士の資格の必要性を感じ・・・
と書かせてもらったのですが、
今回はどうしてこのように感じたのか
書きたいと思います。
自分への備忘記録の意味もあります。
ファイナンシャルプランナーの資格を取得しても
お金にならない。
これは、CFPの研修会で言われたことです。
実際ファイナンシャルプランナーで食べていける人は
新聞に載っている方々ぐらい・・・。
そうはいわれても、せっかく取得した資格を生かさないことにはと思い、
私はこの資格をもって、会計事務所の門をたたきました。
何とか、この資格を役立てたいと・・・
簿記の資格も同時進行で取得していたので、一応採用していただきました。
でも、まず税理士先生から言われた一言・・・
<専門家ではないので、余計なことは絶対言わないように>
でした。
FPの資格のことは理解してくださっていたのですが、
この資格が会計事務所、税理士事務所では対外的には
あまり役に立たないことをご存知だったようです。
でも私は当初はそんなこと考えもしませんでした。
税理士先生の言うとおりでした。
私の知識は浅すぎたのです。
私が思う個人的な見解ですが、
ファイナンシャルプランナーの知識は
自分の家計を守るためには最強だと思います。
実際とっても役立っています。
おかげで、保険も有利なものに書き換えることができたし、
経済指標も読めるようになりました。
<ガソリンの値段が上下する目安も分かるようになりました>
でも、それを人のために役立てようとするのには
専門性が圧倒的に不足している。
ということは、他人のお金について何ら自分の知識が役立つものに
なっていない・・・・・
ましてや、会計事務所は法人がほとんど。
がっかりしました。あれほど勉強したのに・・・
FPの倫理規定でも、税理士法により、個別の税務計算等はできない
ことは知っていました。そして、FPが主催する無料相談会でも
個別に税金の計算等は税理士資格をもつFPが担当したり、
もしくは一般論のみの説明だけにとどめるだけです。
友人からいろいろ相談は持ちかけられることはあったのですが、
親身になってというか、本来最もその人が知りたい情報などを
提示してあげられなかったのがとても残念でなりませんでした。
やはり専門家にならなければ・・・
人の役にたって、はじめてお金がいただける。
会計事務所勤務しはじめて、すぐ、税理士試験を受ける
気持ちがわきあがりました。
これが私の税理士を目指すことになった原点です。
さて、原点を再確認したところで、今日は簿記論の総合問題がんばろう